宇野昌磨 GPシリーズ初出場のスケートアメリカで2位!
こんばんは、MAYです。
いやぁ、スケートアメリカが終わりましたねぇ
なんだかいろいろ予想外の展開でしたが^^;
とりあえず、書きたいことは男女シングルともに
たくさんあるのですが今日はちょっと時間がないので
タイトルの宇野昌磨選手をピックアップして
書いていきたいと思います。
(明日にでも他の記事はあげたいと思います。)
スケートアメリカ2015 宇野昌磨のショート
スケートアメリカ2015 男子ショートのプロトコル
曲はLegend world
最初のスケーティングのところで
あぁ、だいぶ滑るようになったんだなぁと
彼の進化に気づかされます。
つなぎでイーグル(よく見ると左足が一回カクっとなっていますね)
音楽に合わせて右足をくいっと
お馴染みイーグルからの3A
相変わらず降りた後に
すーっと滑っていきますね^^
この降りた後に振付が
今までの彼になかった感じがしてとても面白い、
足さばきも今までになかったような感じのものになっていますね。
演技後半に入って
4回転、転倒><
3F-3Tは問題なしですね。
ステップもやっぱり面白い^^
ジャッジにアピールするところが多い、
静と動をしっかりと表現したプログラムだと思いました。
得点は80.78でショート4位発進。
ステップはレベル3
スピンはすべてレベル4を獲得しています。
1位~3位の選手が86点台をマークしたので
およそ6点差をつけられてのフリーとなりました。
スケートアメリカ2015 宇野昌磨のフリー
スケートアメリカ2015 男子フリーのプロトコル
そして、フリーの演技。
曲はトゥーランドット。
ファーストジャンプの4T
降りるときにつま先に乗りすぎて
バランスを崩しましたが、よく耐えましたね^^;
(というか、回りすぎてるくらい?)
そして、3Aの幅!降りた後の流れ!
素晴らしいの一言です。。
3A-3Tは、おおっと
セカンドのトゥループ着氷後にケンケン^^笑
(これもトゥループ回りすぎてます??)
トリプルアクセルは安定して跳んでくる、
シニアのGPシリーズ初出場とは思えない17歳です。。
ステップ中の左足でちょんちょんと氷を蹴るようなしぐさから
右足でポンっと跳ぶ振りが好きすぎて
何度も見るMAYです。笑
エッジでのターンが膝をググッと使えているので
まるで跳ねているようにさえ見えました。
ステップ、スピンが終わって
ここからが後半。
3Lo
3S
もう、この二つのジャンプは
彼がミスする記憶があまりないジャンプなので
安心してみていられました。
そして、ボーカルが入る音源に変わります。
ここでまるで歌っているように口を開けて
気を入れた表情を見せる昌磨くんが好きなのです。
あれは、歌っているのか、な?
そして、ここのターンの振りも好きなんですよね。
両手を目の前に伸ばしてからターンをして
スケーティングをするところのターン。
え、なんかいまのターンカッコいい!
・・・と思ったらなんのことはない
モホークの繰り返しのようなターンでした。
あれだ、上手な選手がやると
とても簡単な技の組み合わせでも
美しく見えて何をやっているのか
一目見ただけでは分からないというやつだ。汗
そして、後半3発目のジャンプ!
4T-2T!!!!
後半の4回転のコンビネーション決まりました!
(史上初?)
4回転って後半にやるなら
普通1本目に持ってきません?笑
どんな体力してるんでしょう・・・
ショートの時も思いましたが
ほんとにスケーティングが伸びるようになりましたね。
スピードも一段と増したように思います。
インイーグルをしながら天に向かって
両手をなびかせるようにふわふわと動かす振りに
最初見た時には目を奪われました。
このプログラムはつなぎのそういう
ちょっとしたところが面白くて
シーズン最初なのですが
すでに大好きなのです。
そしてお馴染み^^
2A-1Lo-3F
おおっと!
3Fのときに空中で絞めている手が
早く開きすぎたせいかちょっとつんのめって
降りてきてしまいましたね。(めずらしい)
そして、クリムキンイーグル!
アメリカでも同様
このクリムキンイーグルから拍手が鳴りやみません。
4回転2本、3回転半2本
しかも後半に4回転のコンビネーションを入れて
最後の最後に足がプルプルしてしょうがない
クリムキンイーグルを入れてくる
振付師の美穂子先生はやっぱり鬼だと思う。笑
そしてフィニッシュ!
ガッツポーズ!!
サンキューっと言った後に舌を出しているんですかね。
(ただの想像です。読唇術の技術・・・)
出た得点は176.65!
シニア初参戦のグランプリシリーズで
(何回も言うw)さすがの得点です。
昌磨くんと美穂子先生も
うんうんと納得の表情をみせながらうなずいていましたね。
で。
プロトコルを見ると、
んん?ステップシークエンスレベル2?
一つ前の記事のコメント欄で
きれじろうさんやEriさんのご指摘があったように
ステップのレベル取りのルールが変更したからか
ステップのレベル4をなかなかとるのが難しそうですね。。。
スピンはすべてレベル4^^
PCSも84.30と高い評価を受けています。
今大会の男子フリーだとジェイソン・ブラウンの
85.36に次いで2番目ですね。
なんだかこの子の成長がますます楽しみになります。。
今回はここまでです。
読んでくださってありがとうございましたm(__)m
Mayさん
昌磨くん本当にシニアデビュー戦とは思えない演技でしたね。この精神力の強さと彼の醸し出す独特の空気はどこから?みたいな。(笑)
フリー直後採点表をみてまず思ってしまったのが、ステップレベル2。きれじろうさんに新ルールを教えていただいてから、6種類の勉強しました。一週間で簡単に見極められるとは思ってないのですが、基本的なことはわかりましたよ。ありがとうございます。でも演技中に見極めて判断できるようになるには何年かかかるんでしょうね。
Eriさん、コメントありがとうございます^^
いやぁ、素晴らしいGPシリーズデビュー戦でしたねぇ。
彼の場合、ほんとに練習を頑張る子なので
(小さい頃から目撃してきたので、きっと今もでしょう)
そういうところが本番の強さにつながっているのかな、と。
あと、世界ジュニアで優勝した時の記事に書きましたが
彼、演技後自分がどんな演技をしたか覚えていないそうですね。
どんなジャンプだったかも、あまり記憶にない。
だから、キス&クライで美穂子先生が教えるのだそうです。
おお、すばらしい!!
基本的なことが分かれば、そこに知識をつけていくだけなので
大丈夫ですよ~
私も、ステップの記事を書こうと思って
何カ月たつのだろう。。。
ちょっと、画像を用意しつつ
年内にいくつか書けるように準備しますね!
ステップシークェンスですが
元々今の段階でレベル4を目指していないような構成に見えます。
ジャンプで体力を使う構成なので少なくとも今の段階では省エネなのかもしれないですね
3A-3Tについては3Aの幅が大きすぎてそのままの勢いで3Tを跳んだら壁に激突しそうな感じに見えました。
アメリカのリンクなのでもしかしたら(ホッケー用で)幅がひとまわり狭いのかもしれませんね
取りこぼしと言えば実は最後のフライングフットチェンジコンビネーションスピンがレベル4にはなっていますが
基本ポジション(アップライト、キャメル、シット)のうちの一つが認められていません。おそらく2つ目のポジションの沈み込みが浅くてシットポジションが抜けたという判定になっているように見えました。
今回の収穫のひとつは3Lzだと個人的には思います
先シーズンはたびたび!マークが見られたし、GOEも良くて±0(たまに1つ+1があっても切られる)でしたが
今回加点がついています。
後半の4T+2T(当初の構成は3A+3T)は曲の一番の盛り上がりで跳んでますね。ここで難しいヤツ跳びたい!って意思が感じられます。これが決まると自ずとジャッジもPCS上げたくなりますね
L’oiseau Bleuさん、いつもありがとうございます^^
確かに、、そうですねぇ。
ただ、一応レベル4が取れるような構成にはなっているようで
おそらく踏み外したのだろうということでした。
でも、完全に踏んだうえでレベル4がギリギリでとれる
というふうに作ってあれば、なかなか難しそうですね。
その可能性を忘れていました。笑
アメリカのリンクなら確かに幅が狭くなりますね。
今年の4月に横浜のプリンスを見に行きましたが
昌磨くん、そこでもリンクの狭さが気になってか
4Tを失敗していましたし、高難度ジャンプになればなるほど
狭さが気になりますよね。
おお!そこは見ていませんでした。
教えてくださってありがとうございます。
次回改善してくるか注目ですね^^
3Lz、加点つきましたね^^
今シーズンからシニアに上がって
ショートでも4回転を入れるようになったため
3Lzはショートでは見なくなりましたので
フリーの3Lzで少しだけハラハラしそうです。笑
でも今回のを見る限り大丈夫かな。
4T-2T、ここで跳んだら盛り上がりますよねぇ。
>これが決まると自ずとジャッジもPCS上げたくなりますね
確かに!
やっぱりPCSはジャンプの出来にも影響されますからね。