フィギュアスケートの世界

クロアチア大会2014優勝の宇野昌磨はどこまでいく つなぎの点数と4Tを跳ぶ場所のダブり

クロアチア大会2014優勝の宇野昌磨はどこまでいく つなぎの点数と4Tを跳ぶ場所のダブり

こんばんは、MAYです。
 
 
いやあ、昌磨くんついにやりましたね^^
Jr.グランプリシリーズ、
クロアチア大会で初優勝しました。
 
 
ネイサン・チェン選手の出来なども見て
昌磨くんが勝つとは思っていたのですが
ここまで高い点数が出てくれるとは。。
 
 
宇野昌磨という選手の魅力は
なんといっても
 
 
『ミスをしない』
 
 
事だと思います。

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もちろん、今は4回転や
トリプルアクセルに挑戦しているので
そこでの若干のミスはありますが
 
 
その他のジャンプを、ほんとに失敗しない。
 
 
機械なんじゃないか、
と思ってしまうレベルです。汗
 
 
 

そして、力強さ、柔らかさ
色気を兼ね備えたステップ
 
 
普通の選手であれば手と足が
同じタイミングで出るところを
彼はワンテンポずらしてくるんですよね。
 
 
それは、振り付け師の樋口美穂子先生が
昌磨くんの振付をより魅力的にするために
やっているところなのですが
 
そのほかにも
 
フリーレッグを普通であれば
伸ばしている方が綺麗なのに
わざと曲げてジャッジや見ている人の印象に残す。
 
 
 
そこらへんも、スケート自体が上手でなければ
「なにしてるの?」と思われてしまいますが
昌磨くんの場合それが板についていて
音楽と同調しているのでかっこいい。。
 
 
あの年齢にして色気を感じる。。

今回のプログラムの最初の4回転は
いつもよりも右軸になってしまったため
上手く降りられませんでしたが
 
 
次の4T-2Tのコンビネーションはしっかり着氷^^
 
 
強さを見せてくれました。
 
 
 

メーテレ杯でもフリーのプラグラムに
トリプルアクセルは入れていませんでしたから
これからもこのプログラムは4回転2本で攻める構成でしょうね。
 
 
 

ただ、ひとつだけ気になることがあって
 
 
 

昌磨くんの4回転の1本目の跳ぶ場所と
2本目の跳ぶ場所
 

同じじゃね!?
 
 
 

と気づいた方はいらっしゃったでしょうか^^;
 
 

しかも、4回転は一般的には
やはり難しいジャンプなので
大体同じ入り方で跳びます。
 
 
(昌磨くんの跳び方は、左のアウトスリーのターンで
回転してから右足を曲げてトゥループの構えに入ります。)
 
 
4回転の跳ぶ場所も一緒、跳び方も一緒
 
 
しかも、初っ端の2本のジャンプなんですよね。
 
 

これが何に影響するかというと
演技構成点のつなぎの部分の点数に
影響しているのではないか、と思っています。
 
 

因みにプロトコルがこちら
syouma pro
 
 
つなぎの点数だけ、ちょっと他よりも低いですよね。
(もともと、つなぎの点数は一番低くなるようにできている?
のですがちょっと他のコンポーネンツに比べて低すぎかな、と)
 
 
全体の選手のプロトコルはこちらです。
クロアチア杯男子フリーのプロトコル
 
 

メーテレ杯のときもスケート関係者から
そういう指摘があったと聞いていますが
今回もやはりそこをジャッジに
見られてしまったのかなあ、と。
 
 
 

でも、パーソナルベスト大きく更新しましたからね!
 
 
正直この前の、メーテレ杯の得点は
昌磨くんにとって思いっきり
地元開催ということもあって
それで点数が高かったのかなと
思っているところもあったのですが
そんな心配は全く必要ありませんでしたね。笑
 
 
4回転の跳ぶ場所を変えるかどうかはわかりませんが
そんなことは今の彼には必要ないのかも、と思ったり。
 
 
なにはともあれ、
本当にこれからが楽しみな選手です^^
 

全日本フィギュアスケート選手権でも
表彰台を狙える選手へと十分に進化しましたね。
 
 
ジュニアグランプリファイナルにも
初出場となりますが、
いい演技を見せてほしいと思いますっ^^
 
 
読んでくださってありがとうございました~m(__)m
 
 


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コメント

    • きれじろう
    • 2014.10.14 23:52

    あれ?コメント欄復活しとる。
    プロバイダーに言ってくれたんですか?
    なにはともあれ有難うございます。

    ということで、記事と話題が少しだけズレるんですけど、一昨日、地元のダイドードリンコアイスアリーナで開催されてた東京選手権ショートプログラムを観に行きました。
    女子では西野友毬さん、鈴木春奈さん、庄司理紗さん、それと村主章枝さんなどが出場されてました。

    で、我々が普段テレビで見ている全日本選手権や世界選手権とかだとピンとこないんですけど、ネットで「ホントに選手の役にたってるの?」という非難が多い新採点方式の存在価値が良く分かります!
    滑りの美しさやエレメンツの優劣が点数にストレートに反映されてるんです。30点台と40点台でも違うし、選手はプロトコルを元にジャッジに確認したりコーチと相談して戦略を練りスキルアップをしていくのでしょう。

    で、結局のところオリンピック、世界選手権は難しいことをサラっとやってしまう「ピラミッドの頂点」の人たちによる究極の戦いなんだということが嫌と言うほど実感できます。
    それと、ネットによくある「3A以外はちょろいジャンプなんだ!」という言説が如何に的を外しているかというのも分かる。(笑)
    質の高いジャンプを確実に跳ぶってホントは大変なことなんです!

    それと、こういうローカル大会は日本フィギュア界の重鎮も沢山来てらっしゃいます。
    佐野さんや、浅田さんを導いた佐藤さんご夫妻が目の前を通り過ぎた時はビビりました。
    あとは外でかみさんと一服してるときに目の前を武田奈也さんがテクテクと通り過ぎて行きました。

    そんな東京選手権が一人1000円で一日中観れました。すごく得した気分。でも、おかげで風邪ひきました。

    MAYさんにとっては周知の事実でしょうけど、ここの読者さんにはぜひ日本スケ連のホームページで調べてローカル大会も見てほしい!
    そうすれば宇野さんの素晴らしさもより実感できるだろうなぁと思う今日この頃。

    • ゆり
    • 2014.10.24 0:49

    初めまして、メ~テレ杯グズグズしてたらチケット完売で生観戦し損ねた
    地元宇野ファンです。きっとファイナルには3A決めてきますよね!
    不安なのはスペインのカメラワークだけです(笑)
    「大きい大会のほうが楽しいし・・・」だの「自分の演技前にボーヤン選手(3クワド!)の演技見てた」だの、素で大物すぎる宇野君ですからw
    (ネイサン君の左足首がちょっと心配@クロアチア大会)
    次は4F跳べるようになってても驚きませんw
    宇野君はジャンプが低いという感想も聞きますが、2Aが低めなのと飛びぬけて高いジャンプがないため、全体の印象で低く感じられる?
    大抵の選手は2-3種類高く跳べるのでジャンプ全体の印象が高くなるのだと思いますがどうでしょうか?

    新採点は「プロトコルの内容が明らかになったのが良い」とクーリックさんもコメントされてました。旧採点時代は、選手の格付けみたいなものがあって、本田さんの方がジャンプの質も表現力もヤグプルより上だと思うのに、彼らがミスしないと勝たせてもらえない・・・という悔しい思いを、ファンとしてずっと抱えていたので。

    今年は台風で開催中止になった日もあった地方大会だけでなく、国体やインターハイだと無料で見られるので、地元で開催される場合は是非足を運んでいただきたいですね。アットホームな雰囲気は楽しいですよね!

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