フィギュアスケートの世界

曲のリズムと選手のジャンプ

こんにちは、MAYです。
 
 

今日はこの前ある先生に聞いたお話を
ここで共有したいと思います。
 
 
 

その先生は村上佳菜子選手のトレーナーさんと
親しいそうなのですが
 

そのトレーナーさんが面白いことを言っていた、と。
 
 
村上選手は、知ってのとおり
全日本直前にショートの曲を変更しました。
 
今シーズン、シェイリーン・ボーンさんの振付の
『スウィングメドレー』でショートを滑っていましたが
樋口美穂子先生(全日本でもキス&クライで一緒に座っていましたね)
振付の『Violin Muse』に戻しました。
 

2011-2012シーズンのショートで使っていたものです。
 
 
 
その曲に戻して練習をし始めた途端に
村上選手の『体の張り』が変わったそうです。
 

『スウィングメドレー』を滑っていた時は
体の一部しか凝っていなかったと。
 

曲を『Violin Muse』に変えたら
全体的に体が凝っていて体の張りが全然違う、と。
 
 

もちろん、『スウィングメドレー』のときに
手を抜いて滑っていたとかではなかったと思います。笑
 

ただ、やっぱり、
『Violin Muse』が彼女にとって神曲で
ぴったり合うのでしょうね。
 

ほんとうに、全身で体いっぱい使って
表現できているのだと思います。
 
 
 

そして、スウィングメドレーの音の取り方は
首を前後に動かすようなものだったということで
それも滑りにくかった原因のひとつなんじゃないか
とおっしゃっていました。
 
 
 
ふむふむ。
 

そして、こんな興味深いことも言っていました。
 
 
「どんな選手でも、
練習なら絶対失敗しないジャンプなのに
曲中だと失敗してしまうジャンプというのがある。

それは、
曲のタイミングで跳んでしまっているから。

『自分のジャンプが跳べるタイミング』
で跳んでいないから。

ちびっこスケーターでも一緒で、
曲中でなぜか跳べるはずのジャンプを
何度も失敗しているときに

『曲は気にしなくていいから自分のタイミングで跳びなさい』

と言うと、必ず跳べるからね」
 
 

なるほどーと思いました。
 

私のようなポンコツスケーターでも、
なんかあるんですよ、こういうこと。
 

普段絶対失敗しないジャンプでも
曲中だと跳べなくなる、
なんで!?ということが。
 

そういうときは、
曲に合わせようとするあまり
自分の『跳べるタイミング』では
なくなってしまっているのかもしれませんね。
 

(6分間練習で完ぺきに決めている大技が
本番で決まらないというのをよく見ますが、
本番の緊張・曲のリズムによりそのジャンプを跳んでいる
いつものタイミングじゃなくなっている
のかもしれませんね。)
 
 
曲と選手の技の同調って
そういうところもあるのかもしれないな~
 
と改めて思わされました。

 
 

今回はここまでです。
 

読んでくださってありがとうございました。
 
 


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