こんばんは、MAYです。
もう、ほんとに更新できてなくてすみません。汗
会社に入って今日でちょうど2週間がたちました。
一人暮らしにもやっと慣れ始め、少しほっとしています。
(決して忙しすぎたとかそういうことではないのですが
なんとなく気持ちが落ち着かず、このホームページに
来ることができませんでした^^;)
さて、今日はコメント欄にて
『女子選手の3Aについてどう思われますか?』
との質問をいただいたので、その質問に答えつつ
少しお話を広げて記事を書いていきたいと思います。
とりあえずですね。
今の女子選手って、実力が拮抗しているんですよ。
ほんとに、拮抗しすぎてる。
ジャンプは
種類は違えど3回転‐3回転は確実にプログラムに入れてくるし
2A-3Tをコンスタントに跳べる選手も多くなりました。
毎年毎年ルール改正でスピンのレベルをとるのが難しくなりましたが
そんな度重なるルール改正にもすぐにトップ選手は対応して
レベル4をとっていくわけです。
ジャッジとしては、『差を明確にするために』ルールを改正して
レベルをとることを難しくして順位の差をつけやすくしようとしているのに
すぐに対応していってしまうから、またすぐにルール改正が起きるという
なんかいたちごっこみたいなことが起きているんですよね。笑
スピンが得意で、独創的なポジションをとる
リプニツカヤ選手が当たり前のようにレベル4をとり
GOEですべて+3を獲得するのも
ジャッジがその差をつけてしまってもいいと思うくらいの
スピンをやっているからなんですよね。
(スピンで彼女に勝つのは至難の業でしょうね。笑)
村上佳菜子選手が、この前のオリンピックでショートで
スピンがレベル1というのがありましたが
あれは腰の高さが少し高いということでそのポジションがとられなかったためだ
ということを聞いています。
スケートのコーチに聞いてみたところ『厳しいね~』
と言っておりました。
もう、レベルが拮抗しすぎていてジャッジも順位をつけるために
『粗探し』のような状況になっているのが現状です。
となると、です。
(前置きが長いですね。すみません。汗)
そうなってくると、やはり
今以上のジャンプを跳んで他の選手に差をつけていく
という考え方になっていくのが普通です。
特に、アクセルが得意だというジュニアの選手とかだと
まだ伸びしろがあるということも考えて
3Aに挑戦していくということも十分に考えられます。
私は、この前の2014年の世界選手権で
浅田選手が見せてくれたショート・フリーの2本の3Aは
ものすごくきれいだったと思います。
(フリーでは回転不足はとられてしまいましたが
そんなことは関係ないといいたいくらい美しかったです。)
3Aを女子選手が挑み始めるのであれば
きっと、世界はあの3Aを目指していくのだろうと思います。
もちろん、降りられるだけではダメです。
素人目に、『あ、今の回転が足りないな』と
分かってしまうくらいのものでは
アンダーローテどころかダウングレードをとられてしまうでしょう。
3Aを練習するとなると
回転不足をとられないように、たくさん、たくさん練習するのでしょうね。
でも、そこが心配なのです。
ジュニアの選手、つまり、若い選手がこれから
たくさん3Aを練習すると思います。
もしかしたら、4回転だって練習するかもしれません。
そうなった場合、やはり足が心配です。
怪我が心配です。
女子選手の場合、これからどんどん
高難度ジャンプに挑んでいくような風潮は前から
なんとなく感じてはいました。
そうすることで、女子選手の選手生命が
ますます短命になってしまうのではないかと思うと
あまりその風潮を歓迎できないな、という思いもあるのです。
(いや、私だって見たいのですよ。
女子選手が跳ぶパワフルな3A、4T、4S
見てみたいのですが、男子選手でさえ
失敗するジャンプですからね^^;)
ただ、練習で3Aに成功している海外のジュニアの女子選手のうわさも
ちらほら聞くので、そんな私の思いとは裏腹に
案外すぐに公式戦で浅田選手以外の女子選手の3Aを
見ることができてしまったりして。笑
なにはともあれ、
現在ロシアの女子が最強です。汗
『日本で勝つことは世界で勝つよりも難しい』
といわれていましたが、そんな時代を
ロシアの女子フィギュアも迎えたのかもしれません。
オフシーズンですが、少しずつ
またスケートの情報を追っていこうかな^^
今回はここまでです。
読んでくださってありがとうございましたm(__)m
MAYさん、待ってました~。更新ありがとうございます。
大変興味深い内容ですね。女子のレベルが上がるほどに体力面での心配が…。なるほど、ですね。
考え方によっては不安要素もあるのですね。
でも率先して3Aに挑戦し続けてレベルを上げることに貢献してきた浅田真央選手がいるこの日本の国民としては、選手が浅田真央選手を目標にしてくれるかもしれないことに嬉しさを感じます。
しかし、今の若い選手たちならできてしまいそうなところが少し怖いですね(笑)もし浅田選手が現役続行となった場合、そんな選手たちと戦っていかなければならないのですから。そこはMAYさんと同じく、体力面が心配ですね。。。
なにはともあれ、私は今だに採点方法にもやもやしています。
ソチの、スピードと幅も十分で、軸や姿勢なんかはNo1くらいの美しさだと思った3-3が、UR判定で8.90って(汗)
3Aもそうですが、URの範囲なら基礎点もっと上げてもいいような気がするのですが。「あとちょっとだった><」「でもジャンプはとてもきれい」という場合のこの点数のがっかり感ときたらありません。
今なにかと揉めていますが、これを機会にジャッジ側ももう少し素人の印象に寄り添って欲しいです(笑)
だってソチのフリーに関しては1番と互角くらいの印象ですもん。若い子のように「バタバタ」感もなかったですし。
ルールを勉強して理解していくことも大事だと思いますが、見た目の印象と得点がかけ離れていると、素人は面白くありません。つまんないなぁ~と思うだけです。
「見た目」・・・難しいですねTT
こんばんは
MAYさんにとって本当に新生活だったんですね。
期待も不安も目いっぱい楽しんじゃってくださいね。今しか経験できない事ですからね。
女子選手は体の成長を挟むと一時的に競技力が落ちてしまうので難しそうですね。体重が軽くて軸が細い幼少時代にできるだけ高い難度のジャンプを習得しないといけないけど、成長したらどうしても軸が太くなってしまうので回転不足になりがちですからね。
20歳超えてトリプル-トリプルを習得した鈴木選手は本当に驚異的なんですよね。練習では3F-1Lo-3Sもチャレンジしていたというし。
新採点方式になってオリンピックも3回を過ぎ、システムとしては安定してきた感はありますが、どのエレメントも気が抜けない分、確実に昔より選手の消耗は激しいでしょうね。
日本人選手に関していうと、全日本選手権が某テレビ局で放送されるようになって年末固定になったことがトップ選手の消耗をより招いている気がします。GPシリーズ-GPファイナルからのスケジュールがちょっと過密に思えてならないのです。全米や欧州選手権は年明けに実施されますし。
ななみさんのおっしゃっていることってフィギュアスケートの永遠の課題なんでしょうね。
誰もファンの浅田さんへの純粋な想いを否定することなんて出来ないですもん。
私も浅田さんは大好きですし。
結局は
・どうしたら面白い競技になるか
・どうしたら技術力を適切に評価できるか
・どうしたら選手へのスキルアップの手助けとなるか
・何が公平なのか
などなど考慮すべき要素は腐るほどあります。
で、やはりネットを見ているとルールへの批判は「応援している選手目線」になっているケースが多く、それも仕方ないよなぁと思います。
例えばご意見の
>3Aもそうですが、URの範囲なら基礎点もっと上げてもいいような気がするのですが。「あとちょっとだった><」「でもジャンプはとてもきれい」という場合のこの点数のがっかり感ときたらありません。
も、バンクーバー五輪の結果を受けてURが創設されて得点の7割が保障されるようになった。でも大好きな選手を想えばそれも不満になってしまう。でも、そもお気持ちはすごく分かります。
ただですねぇ、
>これを機会にジャッジ側ももう少し素人の印象に寄り添って欲しいです(笑)
これ、私が思うに、そもそも収集がつかなくなりますし
例えば
・選手Aが回転が足りていた
・B選手が足りなかった
という場合に、ななみさんのご意見が実現したとして、何が起こるかと言うと、今度はA選手のファンから「回転が足りてるのに、足りない奴よりなんで点数が低いんだ!」という不満が起こるでしょう。
で、仮に「分かりやすさ」にフォーカスして改革したとしましょう。
・回転不足判定は難しいので、廃止→きちんと跳べる選手に不公平→きちんと跳べる選手のファンから改善要求。
・それと正しいジャンプをすることで、怪我をせず、長い間活躍して欲しい、というISUの意図はオミットせざるを得なくなり、中途半端な着氷で選手生命を縮める選手も出てくる可能性がある→何しろ中途半端でも認定されるのだから改善する可能性は低く、別のスキルアップに練習時間を振り向けるでしょう。
・PCSはさっぱり分からないから廃止→浅田さんのバタバタ感の無さが評価されない上に、ジュニアの稚拙な演技力にしてジャンプの得意な選手が浅田さん、ヨナさん、コストナーさんのような選手より上位に行く→結果的に競技の魅力を削ぐ(子供のジャンプ大会になる)
恐らく100年後も、魅力的な選手が出現する限り、同じ不満は続くと思います。
・・・難しいです。
はい・・・。
きれじろうさんのおっしゃる通りですし、色々教わってきたので、私の上のコメントのようになってしまうと、「あの選手には不利か~..」「でもこの選手には有利?」「結局どんなルールでも誰かが同じ思いをしてしまうのね..」などと色々考えました。回転不足判定が昔より緩和されたのも知っています。
要は私の妄想で応援している選手目線の願望&グチでございます。
こうだといいのになぁ~・・的な。
・・あ~もう、難しすぎる><
ところで、この記事のコメントにふさわしくないかもしれませんが、韓国スケ連だか体育協会?だかが正式に提訴をしたようですね。審判の構成に不正があったとやらで。最終目標は「ソトニコワ選手と並ぶ金メダル」だそうです。こういうのってありえるのですか?これは浅田選手のファンとしてではなく、単純にあの点差があっても同じ金メダルを頂けることってあるのかなぁと…。早急に2人の点数の分かれ道を説明してあげればいいのになぁと思うのですが、ISUはその説明すらしてあげないのでしょうか。
まぁでもこれが通ったらこれからも次から次へと提訴したがる選手やそのファン達が出てくるのでは^^;
なんて思っています。
MAYさん更新ありがとうございます!!
この競技は向上心が増える選手が多ければ多いほど怪我も絶えないだろうし、選手生命にかかわるだろうなあ…。
と感じてしまいます。
採点については、GOEと回転不足で天と地の差に分かれる気が…。
僅かな回転不足でノーミスで順位を下げられてしまう選手は
外国の選手でもいるので、やっぱりファンが納得できる説明が
必要なんじゃないかなあと思ってしまいます。
PCSについては、ジャッジによってバラバラなんだね…。
と思う採点もあったので…。
PCSに限らず、GOEもそうですよね。
採点競技ってホントに難しい…。
ななみさん
>こうだといいのになぁ~・・的な。
それだけ浅田さんが魅力的なんでしょう!
多分ななみさんのようなお悩みを持ってる人って沢山居らっしゃるだろうなと思いますが、そのお悩みから抜け出せるとしたら、それは「代案を考える習慣」かなぁなんて思ってます。
そういう考え方ばっかりしていると、好きな人目線でのストレスって消えて無くなっちゃうんですよね。
私の職場なんかですと、そういう発想の人ばかりなので、皆さんこういったケースでストレスを溜めるって無いですねぇ。
要は「難しく考えるから難しくなっちゃう」という感じでしょうか。
>最終目標は「ソトニコワ選手と並ぶ金メダル」だそうです。
オリンピックというのはスケートファンだけでなく、普段はスケートを見ない多くの人が観ますからね。
ルールを全く知らなければああなるでしょうね。
恐らくですが、ヨナさんの熱狂的なスケオタはソルトレーク五輪の二匹目のドジョウを狙っているのではないかと。
韓国スケ連も非難されるのが嫌だから提訴という形をとっただけと推測。
ルール分かってたら、バカバカしい主張だってのはすぐ分かります。
ソルトレーク五輪の時は根拠説明が出来なかった為に2つ目の金メダルという妥協をしてしまいましたが、現在はプロトコルという根拠説明可能な素材があります。
あの時は北米が「正義」の名のもとにカナダペアが金に相応しいと散々煽っていましたが、実はロシアペアのほうが難度の高い事をやってるそうで(笑)。
で、ロシアペアが僅差で金メダルでしたが、どちらに転んでもおかしくなかったわけで、もし採点方法を変えていなければ、今回も2つ目の悪しき事例になってたでしょうね。
ソルトレークのときも今回の韓国の狂騒と似てましたね。同じように規模も大きかったですし。
で、そういうのに乗ってしまう方々は「正義」を信じ切ってる人が多いのかなぁ。
というわけで、人を視野狭窄にしてしまう正義って言葉、私嫌いです。
MAYさん
3Aについての記事ありがとうございました。
知らなかった事が多く、とても読み応えありました。
ん〜〜怪我は嫌ですね><
私スポーツ中に怪我してリハビリ中です(もう終盤)
ケガはいやーーー!
髙橋選手もクリス選手もとにかく完治させて欲しい!
私はソチから、もうコストナー選手にメロメロのメロメロなんですが、
コストナー選手が27歳、同じく伊のマルケイ選手も27歳、鈴木選手が29歳
20代後半の選手の演技がすごく好きだったので、滑りにも円熟というのがあるのかなぁと思うと、3Aありでも無しでも長く活躍してくれる選手が増えると嬉しいです。
Viktor Kudriavtsevさんの記事どうやら私の拡大解釈でした><
指導のレベルが上がって…かと思ってしまった。
ここで聞いてよかったです 汗)
Viktorさんが浅田選手の3Aについての語っている部分は
MAYさんと同様なのでしょうねぇ。。。
なんか感動してきた。泣
あ!信夫コーチの番組が始まっている!
MAYさん、最初だから色々大変だろうけど、自分の時間、趣味の時間どうか大切にして下さい。
>ななみさん
カナダ在住ですが、浅田選手のソチフリーの3F-3loに関して解説のカート・ブラウニングが「Judge won’t need to look at. Clean.(ジャッジはチェックする必要がない。クリーンだ。)」と言ってました。
>通りすがりさん
返信をくれていたのですね!今気づいてしまいました。すみません(汗)
…そうなのですね。クリーンだとおっしゃってくれていたのですね。
う~む(-“-)
まぁ…嬉しいのですが最終的にはアンダーの判定が覆る事はないのですよね。残念ですよね…。
はじめまして、よっすぃーと申します。
こちらの女子の3Aの記事を読ませていただき、とてもわかりやすく、また私自身、間違った判定の仕方をしていたのかもと、反省しております。
あの、最初にお断りをしておきますが、私はキム・ヨナ選手のファンです。
ただ、今回のオリンピックで彼女が銀メダルだったことは、残念ではあるけれど、本当に金メダルをねらってはいなかったんだなと。
演技後のヨナの穏やかな笑顔を観て、あぁ、これで終わったんだな。やっとすべての重圧から解放されてヨナ、お疲れ様でしたとしみじみいたしました。
次の世代に関しては、もちろんロシアっ娘たち。
名前が覚え切らないうちに次々とすごい選手が現れます。
でも楽しみ。
日本においては、私は大庭雅選手に期待しております。
彼女の3Aは、いきなり飛んでくるのでびっくりします。
全日本で、素晴らしいスピードのある演技をした今井遥選手、今シーズンは駆け上がったほしいな。
それから、韓国のパクソヨン選手にちょっとやられました。
ショートプログラムの「白鳥」はじまってすぐに、あの腕の動きを見て
びっくり、しかもジャンプがまた癖がなくていい。2Aの後片足着氷のままのステップはキム・ヨナにそっくりですがこれって凄くなかろうか。
どうか彼女が次の変な標的になりませんようにと願うばかりです。
こちらのブログは技術的なことをしっかり説明していただけるので、また遊びにこさせて下さいませ。
>カナダ在住ですが、浅田選手のソチフリーの3F-3loに関して解説のカート・ブラウニングが「Judge won’t need to look at. Clean.(ジャッジはチェックする必要がない。クリーンだ。)」と言ってました。
通りすがりさんのこのコメントで、どーもそのままにするのも勿体ないので、1年半経過してしまいましたが、追記します。(最近の別記事で軽く触れましたが)
まず、通りすがりさんのおっしゃることは事実です。
この「事実」は回転不足だったか否かに係る事実では無く、CBCの解説者がそう言っていた、ということに対してです。
その一方で、NBCでは、解説者はCBCの解説者と全く逆で「URだ」と言いきっています。
なぜ真逆の見解になったのでしょう。
答えは簡単で違う映像を使用して放送していたからです。
CBCは我々日本でも放映された国際映像版。
それに対してNBCは独自映像を使用。
それぞれの映像の特徴
1、国際映像版:カメラと選手は至近距離
2、NBC版:ある程度の距離があり、なおかつジャンプの進行方向とカメラアングルがほぼ同じ
これが何を意味するかと言うと、
1、国際映像版は回転不足か否かの判断が極めて難しい
2、それに比較してNBC版は分かりやすい
実際のところ、NBC版を見て「これは足りている」と判断する解説者が居たとすれば、それはもはや解説には向いていません。
NBC版はYOUTUBEでもアップされているようなので、一度じっくりご覧になることをお勧めします。
解説者も、結局のところテレビ映像という「2次元映像」を見て判断するケースではあまりあてにはならない、ということは考慮すべきでしょう。