こんばんは、MAYです。
さて。
タイトルからちょっとアレですが
今回はこの間行われた韓国選手権でのキムヨナ選手の
高得点についてお話していきたいと思います。
まず、結果から。
ショート 80.60点
フリー 147.26点
合計 227.86
(プロトコルは探しているのですがちょっと見つかりません。
しばしお待ちを。)
もう男子の点数なのです。
まあ、ただ国内選手権なので
オリンピックの舞台で、あの演技でこの点数が出るとは
まったく思いません。
第一、国に有望な選手が一人、というところで
もう何も気にせずにキムヨナ選手に得点を出していいという感じが
どうしてもやっぱりあるので。
(日本だと世界でメダルを取ってきた選手が男女に複数いるので
一人だけ点数を爆上げすることはできないので
インフレと言っても割と抑えられている方なのですよね。)
それに加えて、
国内選手権だとGOEやPCSに『んん?』と思うようなとこがあるのは
前に記事にしたとおりです。
(参照:全日本選手権はどうしてあんなに点数が出るの?
)
ただ。
3Lz-3Tの幅は圧巻でした。
回転不足ではないかと言われているので
いつものごとく、きれじろうさんにつくっていただいた
合成画像で検証してみましょう。
まずは、ショートの3Lz-3Tから。
続いては、フリーの3Lz-3T
まあ、認定されますよね。(苦笑)
きれじろうさんの言うように、
これなら問題なく認定されると思います。
回転不足には関係ありませんが、先ほども言ったように
ここで載せたショートの3Lzの画像をみて
改めてその跳び幅に驚愕しました。。
この幅は女子選手ではトップレベルでしょうね。
(エッジエラーに関しては、また別の記事で書かせていただきます。)
キムヨナ選手が五輪2連覇するのか
浅田選手が悲願のオリンピックの頂点に立つのか
はたまた別の人物が金メダルを獲得するのか
というのが今回のソチ五輪でのフィギュアスケートの見どころの
一つになっていると思いますが
私の周りのスケート関係者は
キムヨナが頂点をとるかどうかの質問に対して
『どうだろう、難しいのでは。』
という見方がもっぱらですね。
やっぱり国際大会での『実戦』という感覚が大事なのではないか
ということでした。
五輪開催まで1か月を切りました。
フィギュアスケートにどんなドラマがあるのか。
選手のみなさまが万全の状態で
そのときリンクに上がっていることを
祈っております。
読んでくださってありがとうございました。
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MAY様初めまして。フィギュアファン(素人;)のななみと申します。
中々冷静に分析してくれているブログがなかったのでMAY様のブログは貴重で嬉しいです^^ありがとうございます。フィギュア経験者の方ですか?
このヨナ選手の演技ですが、
>まあ、認定されますよね。(苦笑)
きれじろうさんの言うように、
これなら問題なく認定されると思います。
というのは国内大会だから、ということでよろしいでしょうか?(汗)
3T、ほぼ半回転分くらい回転不足に見えるのですが^^;
仮に同じ大会だとしたら、この3Tが認定されるのならば真央選手の例の3AはGOEはともかく、認定レベルですよね?(真央選手の3Aについての記事も読みましたが・・)
このヨナ選手のプロトコルを見ていないとのことですが、SP、FPともにGOEのマイナスはありませんでした。FPの3Tにも<は付いていませんでしたし凄い加点でした。そしてPCSは10点が4~5人(くらいかな?)いました^^;
私も(オリンピックで)この演技でこの点数は出ないと思いますが、MAY様の「問題なく認定されるでしょう」というのが引っかかってしまって;
長々と失礼いたしました。色々勉強させて下さい^^
ななみ様
はじめまして。画像作成者のきれじろうです。
ざっくばらんにお答えいただくと有り難いのですが、「3T、ほぼ半回転分くらい回転不足に見えるのですが」の半回転というのは、具体的に「何度」不足しているように見えるのでしょうか?90度、という意味でしょうか?
もしよろしければ、「回転不足の定義」の記事内にある図の「着氷地点」に時計の文字盤を重ねていただいて、進行方向を12時としていただき、
1)ヨナ選手の3Tの着氷がどの位置なのか
2)GPF SP 浅田さんの3Aの着氷の位置がどの位置なのか
を教えていただければ幸いです。
(図の「1/4の基準」が3時の位置、「1/2の基準」の位置が6時の位置です。もし進行方向に対して身体が真後ろで着氷しているとすれば0時の位置です。)
※なお、回転が足りていて、なおかつGOEの評価項目に合致していれば高い点数は出ます。
老婆心ながら…
ななみさん、ジャンプ着氷後の進行方向を勘違いされているのでは。。。
フリーの方ですよね?
3Lzの画像で離氷時の姿が中央に来ているので、「3Tの着氷の向きが逆(=半回転足りない)?」と一瞬思いました。私も(汗)
実際は、ショートの3Lz-3T後の進行方向は奥(左上)、フリーの3Lz-3T後の進行方向は手前(右上)って事でよろしいでしょうか?きれじろうさん。(※素人が静止画で見分るには、そういうレベルからの説明が必要です〜;;)
ありゃりゃりゃ・・・。
ななみさん、不親切な説明でした。すみません!
てっとー様、有難うございます!重要なヒントをいただきました!
早速細かく解説させていただきます。
まずは以下の説明をたたき台として理解を深めて行きましょう!
>実際は、ショートの3Lz-3T後の進行方向は奥(左上)、フリーの3Lz-3T後の進行方向は手前(右上)って事でよろしいでしょうか?きれじろうさん。
まず、ショートの3Lz-3Tは
1)3Lz
・画面向かって右端の、向こうを向いてるヨナさんが離氷時
・画面真ん中やや左よりの、足をクロスさせて力んだ表情でこっち向いているのが着氷時
・進行方向は「右奥」から「中央手前」、要は我々の視線からみて右から左に流れるような感じで近づいている
2)3T
・画面右側の我々から見て左側を向いてのけぞっているヨナさんが離氷時
・画面真ん中の力んだ表情で、足をクロスさせてこっち向いているのが着氷時
・進行方向は「右奥」から「中央手前」、要は我々の視線からみて最初の3Lzより急な角度で画面手前に向かっている
次にフリーの3Lz-3Tは・・・うーん遠近感が全く無いので益々分かりづらい・・・。
1)3Lz
・画面中央の、あたかも左足で相手を蹴飛ばしそうなポーズをしてるヨナさんが離氷時
・画面右側の、足をクロスさせて我々から見て左側を向いて後ろ姿になっているオネーさんがヨナさんの着氷時
・進行方向は「中央手前」から「画面右側奥」、要は我々の視線からみて左から右に流れるような感じで遠ざかっている
2)3T
・半透明人間のような姿で、画面奥を向いて仁王立ちをしてるオネーさんが離氷時のヨナさん
・足をクロスさせて着氷時に、我々から見て左を向いてるヨナさんが着氷時
・進行方向は「奥」
で、いずれのジャンプも例の「回転不足の定義」の「着氷地点」の「1/4の基準」の位置に降りている、ということでございます。
よくわからない、と言う場合、わからないままで終わっても勿体ないので、どんどん質問してください。
ここで理解できれば、フィギュアを楽しめる確率がすごく高くなります!
なお、いちいちスクロールさせながら説明文と写真を交互に見てもわかりづらいと思いますので、以下の手順で画像を保存していただいた上で、別画面で見た方が分かりやすいと思います。
1)任意のフォルダを自分のPCに作成
2)画像合成写真をクリック、そうすると画面いっぱいの拡大画像になる
3)拡大画像のどこでもいいので、カーソルを画像に合わせてマウスを右クリックする
4)メニューが出てくるのでその中の「名前をつけて画像を保存」をクリックして、1)で作成したフォルダに保存
5)保存し終わったらフォルダに移動して、見たい写真を「Windowsフォトギャラリー」で見る。
6)ブラウザーの私の説明と画像を見比べる。
ありがとうございます~
仮にジャンプに回転不足がないにしても(もしかしてエラーもないのかな)
あんなに高い点数がでるんですか????
ほんとうに採点は不透明ですね。
もも様
>仮にジャンプに回転不足がないにしても(もしかしてエラーもないのかな)
あんなに高い点数がでるんですか????
ほんとうに採点は不透明ですね。
実は不透明かというと、そうではなくて、ちゃんと採点項目があるんです。ちょっと長くなるのでコメントを分けます。
以下のurlは「テクニカルハンドブック」と呼ばれるもので、毎年出てます。この15ページ下段からジャンプに係るルールが書かれています。分かりにくいですけどね。
http://www.jsfresults.com/data/fs/pdfs/comm/2013-14hb_single_ver_1j.pdf#search=%27%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF+20132014%27
それと「国際スケート連盟コミュニケーション第1790号」というのに、現在の最新の価値尺度やGOE 採点ガイドラインが記載されています。
http://www.jsfresults.com/data/fs/pdfs/comm/comm1790j.pdf#search=%27%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E9%80%A3%E7%9B%9F%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E7%AC%AC1790+%E5%8F%B7%27
ここでは、ちょっと上記1790号からGOEのプラス項目とマイナス項目を書きだしてみます。(14ページに記載)
●+項目
1) 予想外の / 独創的な / 難しい入り
2) 明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
3) 空中での姿勢変形 / ディレイド回転のジャンプ
4) 高さおよび距離が十分
5) (四肢を)十分に伸ばした着氷姿勢 / 独創的な出方
6) 入りから出までの流れが十分(ジャンプ・コンビネーション/シークェンスを含む)
7) 開始から終了まで無駄な力が全く無い
8) 音楽構造に要素が合っている
●-項目(最終的なGOE が必ずマイナスとなるエラー)
・SP: 規定回転数に1 回転以上不足 GOE -3
・SP: 1 つのジャンプのみからなるコンボ GOE -3
・ダウングレード判定 (Downgraded)(記号 << ) -2 to -3
・SP: ジャンプの前に要求されているステップ/動作が無い -3
・転倒 -3
・1 ジャンプの着氷が両足 -3
・1 ジャンプの着氷でのステップ・アウト -2 to -3
・1 ジャンプで両手がタッチ・ダウン -2
・ジャンプの間に2 つのスリー・ターン(ジャンプ・コンビネーション) -2
・F/Lz での重度の踏み切りエッジ違反 (記号 “e”) -2 to -3
●-項目(最終的なGOE の+-は制約されないエラー)
・スピード,高さ,距離,空中姿勢が拙劣 -1 to -2
・回転が足りない (記号無し) -1
・回転不足判定 (Under-rotated)(記号 < ) -1 to -2
・SP: ステップ/動作から直ちにジャンプしない,ジャンプ前のステップ/動作が1 つのみ -1 to -2
・拙劣な踏み切り -1 to -2
・ジャンプ間で流れ/リズムが無くなる(コンビネーション/シークェンス) -1 to -2
・拙い着氷 (悪い姿勢/間違ったエッジ/引っかき等) -1 to -2
・長い構え -1 to -2
・片手またはフリー・フットがタッチ・ダウン -1
・F/Lz での不明確な踏み切りエッジ (記号 “e”) -1 to -2
で、審判には2種類居て
・テクニカルパネル(3人の合議制。一人で決めるのではありません。)
・ジャッジパネル(国際大会では9人。それぞれが「自分のみたまま」のコンセプトで採点し、その際、上下2人の得点はカットされて7人の平均値を算出、それが各エレメンツのGOEポイントになる)
このうちテクニカルパネルは
A,回転不足か否か
B,エッジエラーか否か
だけ判断します。
そして、上記GOEはジャッジパネルの役割です。要はジャンプの「質」を見る役割です。(スピードに乗ってる、流れがある等)
ルールでは
1、まずプラス項目を加点して(プラス項目が2 項目なら+ 1、 4 項目なら+ 2、6 項目またはそれ以上なら+ 3)
2、次にマイナス項目があればプラス項目からマイナス分だけ差し引く
という流れになります。
ここで、2013四大陸選手権SP、浅田さんの3Aを見てみましょう。
プロトコルに以下のように表記されています。
3A 8.50 1.57 2 2 2 1 2 1 1 1 2 10.07
3Aがエレメンツ名。
8.50が基礎点。
1.57がGOEの平均値。
2や1の羅列が個々のジャッジパネルが出したそれぞれの点数
10.07が基礎点とGOEの合算値
ここでは浅田さんのジャンプに+項目が4項目ある、と判断したジャッジが5人。2項目ある、と判断したのが4人居る、ということになります。
(多分、このときはマイナス項目を選択した人はいないと思われます)
このうち最高点2と最低点1を一人づつカットして、なおかつそれぞれの点数に価値尺度(「国際スケート連盟コミュニケーション第1790号」の2ページ参照)を摘要します。
「Triple Axel 3A」の行には、
3,0 2,0 1,0 8,5 6,0 -1,0 -2,0 -3,0
とかかれていて、これはページの一番上の行
+3 +2 +1 BASE BASE< -1 – 2 -3
に対応していて+3だったら3点と換算される、という意味です。これは各エレメンツで換算点数が異なっていて、3Lzであれば
2,1 1,4 0,7 6,0 4,2 -0,7 -1,4 -2,1
で+3なら2.1点になります。
上下二人をカットした7人の合算値÷7で1.57という数値が導き出されて、さらにそれに基礎点の8.5を足した数値が10.07になります。
なお、時折GOEがバラけるときがありますよね。
その場合に多いケースは
・回転が足りているか足りていないか微妙な時
・フリーレッグがタッチダウンなど、横に広がっているジャッジの見る角度によっては見づらい場合
等の時です。
いきなりこんなこと書かれて理解するのに大変だと思いますけど、丹念に読んでみてください。
あ、もも様はヨナ選手の点数の理由を知りたいんでしたね。
実は私、半年くらい前に2013世選SPをテレビで見ていて、グレイシーゴールド選手とキムヨナ選手の冒頭の3Lzコンビネーションが、アングルが殆ど同じだと気づいて、二人のジャンプを連続キャプチャーしてみて、概ねの飛距離と離氷から着氷までのコマ数を数えて見たんですよ。
その結果、
・ヨナさんの3Lzは、豪快なゴールドさんの3Lzと、高さも飛距離も殆ど変わらない
・なおかつ離氷から着氷までのコマ数が少ない(つまりスピードが速い)
ということが分かりました。
このスピードはとても重要で、飛距離は伸びるし流れは出せるし、しかも高いスピードを制御しつつエレメンツをこなすのはとても難しいので高く評価されることになります。
スピードが速いものだから、こけたときは結構豪快にすっ転びます。(この人、ほとんどコケないですけど)
これがヨナさんが高GOEを叩きだせる根本的な理由だと私は考えています。(ここらへんのスピードとエレメンツの関係はMAYさんのほうがお詳しいかな?)
きれじろう様、てっとー様、初めまして。ご親切にありがとうございます。
まず、素人の浅い見方でこのような専門的なブログにコメントをしてしまったことをお詫び申し上げます。お恥ずかしい限りでございます。最初のきれじろう様のコメントを見て、ドキッとしたのと、場違いだった><と感じました。申し訳ございません。
私が見たのはきれじろう様の静止画もそうですが、フリーの動画のスローです。なのできれじろう様の静止画がおかしいというのではありませんのでご理解を><
どんどん質問して下さい、とのお言葉に甘えて、またコメントをさせて下さい(汗)(こんな無知な者にもご丁寧に説明して頂き、ありがとうございます。勉強になります!)
てっとー様のおっしゃる通り、このフリーの3Lz-3Tの3Tについてです。
でも私が勘違いをしてしまったのは、着氷してからの「クリンッ」でした;半回転と言ったのは左を向いて降りたのに、その場で90度一瞬で回って右を向いて「ツーッ」となったので、素人が見ると単純に半分足りなかったんだなぁ、と思ってしまいました(汗)
でも降りた地点自体は離氷の向きからして1/4くらいなので、回っているということでしょうか。そういうことならば、理解できたと思います。ありがとうございます!
ただ降りた地点のその場所でクリンッと回って逆向きにツーッというのが素人には「あ、」と思ってしまうところです…。すみません。
で..、これってGOEでもプラスだったのは正解ですか?このクリンッはマイナスにはならないのでしょうか。それともただ大きく半円を描くように流れる場合と、このように一瞬でクリンッとなるだけの違いで、GOEには影響はない、ということでプラスの評価だったのでしょうか…。
なんだかアラを探しているようで申し訳ないのですが、一部の人達のような悪意はありません><
あ、一部の人というのはこのブログにいらっしゃる方ではなく、色んな所に色んな人がいらっしゃるので、、ということです^^;
ななみ様
あ、そういうことだったんですか。
>でも降りた地点自体は離氷の向きからして1/4くらいなので、回っているということでしょうか。そういうことならば、理解できたと思います。
その通りです!
また、先のコメントで記載したGOEマイナス項目に、クリンに該当するものは無いですし。
私は、個人的にはこの程度のクリンならGOEには影響無いと考えています。
ななみ様
ついでに補足です。
クリン現象は、特に女子の場合セカンド3回転は1/4回転ギリギリというケースが多く、それほど希少価値がある現象ではありません。
1/4回転ギリギリということは、ジャンプの進行方向と着氷時のブレード角度に概ね90度のズレがあるということですから。
ネットでは、時折クリンを「グリ降り」と混同して「回転不足なのに!不正だ!」と言う方々がいらっしゃいますが、「グリ降り」とは「回転が足りないのに足りているように見せかける行為」で、今回のようなケースとは全く関係ありません。
きれじろう様、ありがとうございます。
ガイドブックも載せて頂き、助かります。
クリンは該当しないとのことですが、「・拙い着氷 (悪い姿勢/間違ったエッジ/引っかき等) -1 to -2」には当てはまらないですか?
「国際スケート連盟コミュニケーション第1790号」とは、ISUのものですか?それとも日本スケート連盟?日本語なのはどこかがISUのものを日本語にしたものなのでしょうか。回転不足ではない、というのは理解したのですが、やはり着氷後がまだ気になります(すみません)。
(悪い姿勢/間違ったエッジ/引っかき等)というのがなんとも曖昧といいますか・・・。悪い姿勢というのは足ではなくて体そのもののことを言っているのか…。希少価値があるわけではないにしても、あれだけ明確にクリンッをするのはあまり見かけないような気が…。私が見れていないだけでしょうか;他の選手のものもよく見て勉強してみますね。
あと…自分でもきれじろう様が載せて下さったルールを読んで勉強したいと思いますが、きれじろう様ご自身は、今回のヨナ選手のフリー全体に関して、点数は妥当だと感じますでしょうか?
すみません。訂正。
1/4回転→1/4の基準
きれじろうさん ありがとうございます。
丁寧にコメント頂きありがとうございます。ただ申し訳ないです。
長文すぎてかつ素人の私にはなかなか頭にはいりません(笑)ゆっくり読ませていただきます><
あと申し訳ないのですが、ステップ等の点数の説明も頂けたら嬉しいです。キムヨナより他の選手たちのほうが上手な気がして^^;
ななみ様
>クリンは該当しないとのことですが、「・拙い着氷 (悪い姿勢/間違ったエッジ/引っかき等) -1 to -2」には当てはまらないですか?
私は当てはまらないと思います。
例えば2013世界選手権 村上さん 3T+3Tのセカンド3Tなんかも同じような着氷ですね。
あと、あの韓国選手権の映像は、演技後のスロー再生映像がかなり高速のハイスピードカメラを使っているのでかなりああいう動きが過剰に目立ちます。
同じ動きを演技中の通常速度映像で見た場合、そんなに目立ちます?
>「国際スケート連盟コミュニケーション第1790号」とは、ISUのものですか?
国際スケート連盟=ISUのことで、日本スケ連が日本語訳したものです。
>今回のヨナ選手のフリー全体に関して、点数は妥当だと感じますでしょうか?
韓国の場合、ヨナ選手とそれ以外の選手の力量があまりにも隔絶していますし、国内選手権なのであんなものかなぁというところです。
また、違う大会の点数を比較すること自体意味がないですしね。
もも様
>キムヨナより他の選手たちのほうが上手な気がして^^;
あ、そうですか。私は2013世界選手権フリー、ヨナ選手のサーキュラーステップは伸びやかで美しいと思いましたけど。
ヨナさん:StSq4 VASE VARUE 3.9 GOE 1.4
浅田さん:StSq4 VASE VARUE 3.9 GOE 1.5
コストナー:StSq4 VASE VARUE 3.9 GOE 1.9
村上さん:StSq4 VASE VARUE 3.9 GOE 1.2
ソトニコワ:StSq4 VASE VARUE 3.9 GOE 1.4
鈴木さん:StSq4 VASE VARUE 3.9 GOE 1.3
これは2013世界選手権フリーの上位14人のうちステップシークエンスでレベル4を取った人ですが、ヨナ選手ってGOEがそんな傑出してるわけでもないんですよね。浅田さんのほうが評価高いです。
で、ステップといってもバリエーションがすごくあって、主だったものでも
1、ターン
・スリーターン
・ツイズル
・ブラケット
・ループ
・カウンター
・ロッカー
2、ステップ
・トウステップ
・シャッセ
・モホーク
・チョクトウ
・チェンジエッジ
・クロスロール
・ランインングステップ
があります。これらを組み合わせたものがステップシークエンスになるんです。
これらの要素を組み合わせてそれぞれ実行できているかを審判は見ています。
ステップは私も勉強中なんですが、まずは新書館から発売されている、樋口豊さんが監修してモデルを太田由希奈さんがやっている「フィギュアスケート美のテクニック」を購入して熟読されることをお勧めします。
この本、すごく分かりやすいですよ。上記のステップの要素を一つ一つ説明しています。
ちなみに、ここで一つ一つ説明してたらジャンプどころの話ではなくなってしまいます・・・。
ああ、また間違えた・・・。
・ランインングステップ
↓訂正
・ランニングステップ
もも様
ステップについて追記デス。
上記で紹介させていただいたテクニカルハンドブックの2ページから3ページをご参照ください。
テクニカルパネルがレベル判定するときのガイドラインが記載されてます。例によって難解ですけど(笑)。
レベル2とかレベル3とかレベル4て、ガイドラインに記載しているものを「実行出来たか」でしかないんです。
そういう意味ではジャンプでのテクニカルパネルの役割(回転が足りているかどうか、エッジエラーかどうかだけ)と同じです。
あとはスピードがある中で確実に実行しているかどうか等の「質」をジャッジパネルがみています。
(レベル3よりレベル4のほうが難しい構成ということになるので、単純にスピードがあるからGOEが高くなるかと言うとそうでもないのがステップの難しいところです)
私も勉強中です。
>長文すぎてかつ素人の私にはなかなか頭にはいりません(笑)ゆっくり読ませていただきます><
がっはっは。私の場合は元スケーターの方と長々とディスカッションしつつ、色々な選手のジャンプを散々検証してようやく理解できました。
・ルールを押さえた上で
・多くの選手の映像を見る
ということが大切だと思います。
ちなみにジャンプの判別はYOUTUBEなどで見ていても分かりづらいです。
競技会を録画して(勿論、技術的なものばかり注視しててもつまらないので、競技中は選手のパフォーマンスを楽しんで)、終わった後スロー再生、一時停止をして回転が足りていないか見てみるのがいいかもしれません。
私はその結果、審判の変態ぶりを嫌と言うほど見せつけられました。
目視であれだけ正確に判定できるって、もはや頭がおかしいとしか思えないっす。
きれじろう様、ありがとうございました!
とても参考になりました。
2013年の韓国大会から2013世界選手権での高得点とあの演技…
今回のフリーも、昨年のように、韓国大会では「まぁこんなものかなぁ」でも、本番では「すごい・・・」と思うような演技をしてくるかもしれない、と思うと、メダルを期待できる選手がいる国の国民としてはなんとも複雑な心境ですが、出場する選手みなさんが良い演技ができるといいなと思っています。
特に浅田真央さんのフリーの完成系をまだ見たことがないので楽しみですね!ぜひノーミス(厳しいかな 汗)で滑りきって欲しい。できればヨナ選手と浅田選手、二人ともパーフェクトで滑った時にどうなるのかが楽しみです。得点は気にしないという方もおられますが、自分としては気持ちよく自分の演技をすることができ、高得点を獲得した姿を一度、見てみたいのです。頑張って欲しいですね。
ななみ様
オリンピックでは浅田さんの完成形、彼女が「ああ、頑張ってきてよかった!」と心から思えるような演技をしてほしいですよね。
浅田さんのこの4年間の努力は素晴らしいです。(勿論、浅田さんに限らず、オリンピックの舞台に立てる人は同じように素晴らしい努力を重ねていますけれども。)
それと、今後ネットで情報収集されるうえで、注意していただいたほうがいいなぁと思うことを書いておきます。
例えばテクニカルパネルの天野さんを非難する言説を沢山みかけますが、
①テクニカルパネルは3人の合議制であり、天野さんが一人で決定することはない
②今回の記事等の合成画像で分かるように、ネット上で「足りてるのに!天野は最低!」と言う方々はルールを理解していない上に、検証も甘い、あるいは他人の言説を鵜呑みにする故の発言。
実際、別ブログで「じゃあ、いつのものが不当な判定だったのか、具体的に挙げてみてよ。」と、そういう方々に何回も質問して、まともな答えが帰って来たケースは一度もありません。本当にただの一度も無いのです。
なので、もしそういう言説を目にしたら
・根拠がルールに基づいたものなのか
・ルールに基づいた検証を実施したうえでの結論なのか
・ルールを自分の都合の良いように拡大解釈、あるいは自分に都合の良い解釈をしていないか
を、まずは考えて見ることをお勧めします。
ちなみに拡大解釈という意味では「漕ぎが多いからキムヨナはダメだ」というのが典型です。
安易に不正だと断定するような意見は、そういうものなのです。
冷静に解説しているMAYさんのブログのようなところを参考にしてフィギュアスケートを楽しみましょう!
きれじろうさん ありがとうございます。
言葉足らずでした。ステップというのは韓国選手権でのステップです^^;
キムヨナは綺麗なステップだと思いますが 今回のステップは今までで一番質が悪い気がしました。
もも様
あ、そうですか。むうう・・・長文の余計な説明でしたねぇ。でもステップは単純な見た目で採点しているわけではないということは読者のみなさんに分かっていただけたかなぁ。で、今回のヨナさんのステップは、うーん、オリンピック本番前の調整中状態ですし、それなりという印象でしたけどね。
ただ、今季からヨナ選手はターンを全種類網羅に増やしたうえに、難しいターンも増やしたみたいですし、そういったチャレンジを試行錯誤中ということではないかと。
ネット上でよくある誤解
「ヨナ選手は失敗ジャンプに加点がつく。優遇されてる。」
結論は優遇されていません。
例えば予定構成で2Aあるいは3Aなのに、1Aになった場合、審判はあくまで「1Aがどうだったか」を見ます。
2012世界選手権FS
村上さん 1A 1をつけたジャッジが2人
浅田さん 1A 1をつけたジャッジが1人。-1も一人居て上下カットされてGOEは0
ヨナ選手だけではないんですよね。これなど根拠を調べない、裏をとらないで安易に断定する一例です。
アンチヨナの方には何をいっても無駄なような気がしますが。
我慢強い解説に感動して思わず書き込んでしまいました。
いつもこの季節は金選手への暴言がネット上で飛び交って悲しい想いをします。
ソチでは日韓の選手だけじゃなくてロシアの十代が楽しみで待ち遠しいです。
ななおさん
はじめまして。
大丈夫ですよー。ここの読者さんは「感情的アンチヨナ」の方々のおかげで正確な情報から遮断されてしまい、楽しめなくなっている方々で、みなさん良い方々です。
それに私より詳しそうな方もコメントされてますし。
私もルールを勉強中の身ですが、少しでも皆さんがフィギュアを楽しめるようにお手伝い出来ればいいなぁと思ってます。
ちなみに感情的アンチヨナの方々とは別の色々なところで何度もガチでやりとりしてきましたが、もう議論の体を成しません(笑)。
なぜか過去記事がランクアップしたので、当記事を読まれてる新規読者の方々にお知らせ。
これも過去記事「エッジエラー判定を検証しよう おまけ編 」のコメント欄にて、さらにルール全般の質疑応答をしてるので読んでみてくださいませ。
↓これデス。
http://フィギュアスケートの世界.net/%E6%B5%85%E7%94%B0%E7%9C%9F%E5%A4%AE/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%88%A4%E5%AE%9A%E3%82%92%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E3%80%80%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%91%E7%B7%A8/
フィギュスケートを楽しめるようになる為の豆知識ネタです。ちょっと長いです。
http://bukubukugame.blog.fc2.com/blog-date-20140216.html
「キムヨナ選手の疑惑」ということで現在ネットで拡散中のこの漫画、目にした方も多いのではないでしょうか。
ご覧になった方はどう思われたでしょう。
私の知り合いのブロガーさんはそのいい加減ぶりに怒って反論記事を書いていて、私も書くことにします。
●キムヨナの稚拙な姿勢に高得点が出るのはおかしい
というのがその漫画の主張の骨子です。
その根拠としてフィギュアとバレエとの親和性なるものを挙げていますが、「エッジエラー判定を検証しよう おまけ編 」のコメント欄にて説明させていただいた通り、姿勢は評価項目の「ごく一部」です。(ISUコミュニケーション1790号 参照)
つまり、ルールを理解しないまま主張しているのです。
そしてヨナ選手のイーグルを指して「出尻だから汚く、それは基礎が出来ていない証拠」としています。
実はこれ、とんでもない誤解です。
それを説明します。
イーグルを実施する時、選手は氷上に円を描く軌道になるのですが、このイーグルには2種類あります。
・アウトサイドイーグル(身体が円の外向きになる)
・インサイドイーグル(身体が円に内向きになる)
がそれです。
この作者はこのうちヨナ選手のアウトサイドイーグルを例に挙げて「出尻だから汚い、基礎が出来ていない」としています。
では。ほかの選手のアウトサイドイーグルはどうでしょう?
実は全員出尻です。(笑)
次に。ヨナ選手のインサイドイーグルはどうでしょう?
出尻になっていません。(笑)
なぜかというと、インサイドイーグルは簡単で、アウトサイドイーグルは難しいからです。
インサイドイーグルは「身体が円に内向きになる」と説明しました。
ちょっと立ってみて実際にイーグルのポーズをやってみてください。身体が円の内側を向いているということは、それほど開脚しなくても出来ますね。
一方のアウトサイドイーグル。身体からみると円は「後ろ側」にあります。ということは180度以上の開脚が必要になるのです。
つまりすごく難しい。今回のオリンピックSPにてこれをやっているのは上位16名のうち、わずか4人。
その4人とは滑走順にケイトリンオズモンド選手、キムヨナ選手、アシュリーワグナー選手、浅田真央選手。
・オズモンドさん(1分28秒)
・ヨナさん(1分21秒)
・ワグナーさん(1分25秒)
・真央さん(1分34秒)
(カッコ内は演技開始からイーグル実施までの経過時間)
録画された方も多いと思いますので、ぜひ再生してみてください。
もちろん全員出尻です。
(但しオズモンドさんは撮影アングルの関係上、見分けるのは難しいかもしれません)
要は、この作者は
・アウトサイドイーグルはは出尻になる
・インサイドイーグルは出尻にならない
という当り前の事実の中から、アウトサイドイーグルのキムヨナ選手の事例「だけ」を抜き出して、「キムヨナ選手のイーグル『だけ』汚い」と改ざんして非難しているのです。
なお、アウトサイドイーグルでも「出尻」にならない超人は居ます。レイチェルフラットさんと荒川静香さんです。
漫画の2枚目の中段にイーグルの瞬間の写真を集めたコマがありますが、浅田さんを抜いて全員「インサイドイーグル」です。
しかも浅田さんのイーグル写真はアウトサイドイーグル特有の「出尻」が分かりづらい写真をわざわざ選んでいます。
また、そのコマの少し上右にヨナ選手のインサイドイーグルの写真が載っていますが、当然出尻になっていません。
あの、荒川さんのテレビインタビューのPCSに関する説明の一部「だけ」を抜き出して、「クロスの多い選手はPCS評価が低い」という主張にすり替えた手口と同じです。
それと、この漫画が悪質なのは、姿勢が決まる「移行段階の瞬間」を切り取って「ヨナ選手の姿勢は汚い」と主張していることです。
こんな粗雑なロジックで「キムヨナは努力しなくても高得点をもらえる」なんて、フィギュアに対する冒涜です。
きれじろうさん、初めまして
その漫画を乗っけてる人、結構ミク〇ィにいますね。
確かにキムヨナ選手は他の女子選手に比べて体がかたい方だと思います
でもそれって先天的な筋肉の質の問題ですよね?
なので本人の努力でどうしようもないことを基準に採点基準はあるべきではないはずですよね。それに体のかたさをカバーしてレベルを取るための努力はしてます。浅田選手の努力は強調してキム選手は楽して高得点というのはフェアじゃないと考えます
よくトリプルアクセルは女子では浅田選手しかできない!と強調されますがあれもちょっとどうかな、と。他にチャレンジしてる選手に失礼ですし、どちらかというと他の選手は難しくてできないというより、アクセルジャンプが好きじゃない、苦手というニュアンスに近いんじゃないかなぁと。
よく女子で浅田選手しかできないんだからもっと点が出ていいんじゃないのか?というつぶやきを見ますが、エッジジャンプの特性上、きっちり3.5回転するわけではなく、言い方悪いけど3Tと比べてほんのちょっと回転数高いだけで基礎点2倍以上ですから、結構いい点のバランスだと思うんですよね
ヨナ選手がすごいのは、難しいことを簡単なようにこなすところだと思います。あと今回の選曲、踊りこなすの難しいですカウント取りにくいですから
L’oiseau Bleuさん
こちらこそはじめまして。
おっしゃる通りで、柔軟性という評価のごく一部を誇大に強調して、それが全てだ、とする主張にはげんなりします。
では、村主さんや安藤さんはどうなるんだ、という話になりますし、鈴木さんだってそれほど柔軟性があるわけではなく、それでも皆さん、素晴らしい演技をします。
トリプルアクセルにしても、新採点方式になってから3回も基礎点が上がっていますし、GOEを実際の点数に換算する価値尺度も3Aより下位のジャンプは相対的に下がっています。
しかもバンクーバー五輪後、アンダーローテーションまで創設されて若干足りないだけであれば7割の基礎点まで保証されるようになった。
これだけ浅田選手に有利、ヨナ選手に不利になる改訂が成されているのに、それでも彼らは真央下げ、ヨナ上げだと言い張り、質問しても人格非難か逃げるか、あるいは論点ずらし。
彼らの無責任な言説に影響されてしまう人はとても多い。
浅田さんもヨナさんも、他の多くの選手も必死に努力して今回のオリンピックに臨んだのに、ネットでの相変わらずの誹謗中傷は、本当に悲しくなります。
イーグルネタについて続報です。
ヨナは基礎が出来ていない!とおっしゃった方、どうやらイナバウアーを身体を反らせる技だとカン違いしておられたようです。
念のためご説明しますと、荒川さんのように反るイナバウアーは「レイバックイナバウアー」と呼ばれるもので、イナバウアーの一種に過ぎません。「反らないバージョン」が本来のイナバウアーです。
で、イーグルの変形技のようなものと考えておけばよいでしょう。当然イーグルと同じようにお腹側にカーブを描くものと背中側にカーブを描くものが存在します。
それをご存じなかった為に、本来のイナバウアーを「イーグルの出来そこない」で、「キムヨナ選手はイーグルもまともに出来ないほどダメだ」と誤解しておられるようです。
読者のみなさんにはぜひ新書館から出版されている「フィギュアスケート美のテクニック」(監修 樋口豊さん、モデル 太田由希奈さん、企画・執筆 野口美恵さん)1800円(税抜き)をご購入することをお勧めします。当然ですが、上記のイナバウアーについても太田さんがモデルで優しく解説しています。(100ページがイナバウアーの説明、101ページがイーグルの説明。いずれも太田さんが優雅に見本をみせてます。)
それと、キムヨナはディープエッジが出来ないと誤解されていらっしゃる方がもしいらっしゃるのであれば、ぜひ一度彼女の演技の最初から最後まで「足元に」注目して見てください。分かりやすいところでいえばインサイドイーグルのエッジの深さは素晴らしいものがあります。
浅田さんもヨナさんも、お互いに素晴らしい技量を持ち、10年に渡って最高の技術を競ってきた素晴らしいライバルだったのです。
きれじろうさん、こんばんは
あらら、まだまだ世間的にイナバウアーはそんな認識なんですね。
テレビ番組でも結構取り上げられてるんだけどなぁ
え?ヨナ選手のエッジワークにそんな誤解が???
ステップシークェンスにしても浅田選手が難しいターンをふんだんに詰め込んでるのに対し、ヨナ選手は明確な深いエッジに乗ってクリアに見せているのが素晴らしいと思ってたんですけど…。
どっちがいいって訳じゃなくって方向性が違うだけで二人とも超一流なんだと思ってます
おっしゃる通りだと思います。
ほんと、あの二人が10年もの間競ってきたということは、我々ファンにとって、これ以上の幸せは無かったですよね。
浅田さんは競技生活を続けるのかどうか、まったり休養してじっくり考えていただき(今まで頑張りすぎたんだから引退したって構わない)、ヨナさんにも今までお疲れ様って言ってあげたいです。
ステッパー真央
連続ディフィカルトターンについては、真央のほうが上です。
ヨナは3連続どまり。
真央は5連続までできます(^^)v
あれ?コメント入れてる方がいらっしゃった。
ステップ☆スターさん
>ヨナは3連続どまり。
>真央は5連続までできます(^^)v
うーん・・・・・レベル、GOEの獲得要件の中で何を選択し、どうやって点数を取るかが問題で、選手のそれぞれの特徴の一部を切り取って、「××選手はすごい!××選手はねーっ。」って、なんか子供の喧嘩みたいな感じですねぇ。
ちなみに、3連続までか5連続までやるか、ですが、ヨナ選手が3連続までしか入れなかったのは
1、「やる必要がなかった」
2、「出来なかった」
の2つの可能性がありますが、この中でステップ☆スターさんが2と断定する理由って何でしょうか?
浅田さんは2013-2014シーズンのときに白鳥で5連続をやっておられましたが、次のシーズンでは5連続を無くしてターンの数も減らし、スピードを上げていたようですけど。
興味深いご見解なので、ぜひ教えていただければ幸いです。
すみません!間違えました!
誤:浅田さんは2013-2014シーズンのときに白鳥で5連続を
正:浅田さんは2012-2013シーズンのときに白鳥で5連続を
古い記事なのでどのくらい読む方がいらっしゃるのか分からんけど、とりあえず説明しとこ。
●2012-2013シーズンフリー、浅田さんのステップ平均点(5連続ディフィカルトターンを使用)
→5.258
●2013-2014シーズンフリー、浅田さんのステップ平均点(5連続を無くしてターンの数も減らし、スピードを上げ、質の底上げを図る)
→5.72
5連続を使っていないほうが全然点数が高い。
つまり、3連続か5連続かって意味が無くて、あくまで重要なのは全体の質です。
きれじろうさま
とても貴重な意見を伺うことができ、参考になりました。
こちらの返信に気付いていただけたら嬉しいのですが…。
最近、羽生選手が世界最高得点を2度更新されました。
それに対して『同じコーチでもキムヨナは八百長でチャンピオンになったが羽生はまさに本物のチャンピオンだ』という方が多く、なんだか切なく思っていました。
嫌韓の方だとは思いますが、スポーツに国を持ち出してほしくない…。
そこでいつも拝見しているMAYさんの記事でここを発見しました。
きれじろうさんの意見がとても参考になりました。
ありがとうございました。
羽生選手もヨナ選手も効果的に点数を取りにいっている結果なんだと思っています。
それがうまく本人にマッチした、そういう風に感じています。
細かい採点基準はまだまだ勉強中なのですが…。
色々と参考になりました!
ありがとうございました(*^^*)
はるたさま
はじめまして。
>『同じコーチでもキムヨナは八百長でチャンピオンになったが羽生はまさに本物のチャンピオンだ』という方が多く、なんだか切なく思っていました。
そういう方々はルールを根本的に理解していません。
というか覚えるつもりが無い人も多いですね。
>嫌韓の方だとは思いますが、スポーツに国を持ち出してほしくない…。
私も本当にそう思います。
ただ、感情が入ってしまうとそういった切り分けが難しくなってしまう人たちは多いのかもしれません。
特に、ネットは似たような意見の人が寄り集まって「自分に心地よい空間」を作り上げてしまい、また、それが大多数の意見の総意と勘違いしているケースは多く見られます。
そういったコミュニティに何度か根拠を尋ねましたが、根拠の提示や論理的な反論は無く、罵声が殆どでしたね。
カルト宗教に類似したような傾向を感じます。
以前ある方に紹介してもらった本の中でそういう方々の特徴を端的に纏めた文章があります。
・個々の陰謀論者はそれぞれ、頭の中で自分の情報源に見合ったものをごった煮にして綺麗な「円周」を描こうとする。その中は整合性があるかのように糸くずまで拾い尽くす。
・その内容は一見壮大だが、実は都合の悪いものは全て切り捨てているし、「円周」の外の世界からのフィードバックというものは無い。
続く
続き
>羽生選手もヨナ選手も効果的に点数を取りにいっている結果なんだと思っています。
>それがうまく本人にマッチした、そういう風に感じています。
私は
ブライアンオーサーコーチが
・が「採点の傾向」を常に情報採取、分析能力の高さ
・それをヨナさん、羽生さんたち教え子にフィードバック能力の高さ
を持っていて、そして何よりも重要なのは、
ヨナさん、羽生さんが
・オーサーコーチが求めるものを極めて高いレベルで実現出来るポテンシャルが元々あった
・それに加えて地道な努力によってメダルを勝ち取った
ということだと考えています。
>細かい採点基準はまだまだ勉強中なのですが…。
MAYさんはすごく親しみやすい文章を書ける文才をお持ちで、とても質問しやすい環境です。
なので分からない事があったらどんどん質問してくださいね。
私にも知らない事はたくさんあります。
フィギュアスケートは物凄く奥が深いですから。
みんなで楽しみながらお勉強しましょう!
>ブライアンオーサーコーチが
>・が「採点の傾向」を常に情報採取、分析能力の高さ
>・それをヨナさん、羽生さんたち教え子にフィードバック能力の高さ
自分で書いたのに意味わからん。訂正。
ブライアンオーサーコーチが
・「採点の傾向」を常に情報採取し、分析する能力の高さを持ち
・それをヨナさん、羽生さんたち教え子にフィードバックできるマネージメント能力の高さを持っている