こんばんは、MAYです^^
フランス杯男子
面白い展開になりましたね~
カザフスタンのデニス・テン選手が
ショート1位発進!
フランス杯2014男子ショートのプロトコル
ソチオリンピックで銅メダルを
2013年世界選手権銀メダルを獲得
・・・したのにもかかわらず
なぜかグランプリシリーズで未だに
“表彰台”に登ったことがないという
不思議な選手です。笑
しかし今回のテン君の演技は良かったですね。
最初の4Tは着氷後ふらつきましたが
しっかり堪えて
3Aも美しかった。
3Lz-3Tも完璧!
降りた後にすぐにインイーグルを入れたりと
そういうところも高い評価の理由でしょう。
ステップは圧巻。
キレが半端ないですね。。
一歩一歩でぐんぐん進んでいきます。
右回り、左回りのターンも
両方うまくこなすことが出来る選手ですね。
ん~ただ、スケーティングが甘い?ような気もしました。
特に出だしなんですが。
バッククロス漕ぎすぎじゃない?と。
あれだけステップで滑っていく選手なんだから
もっとできる気がしてしまいます。笑
そして、ショート2位発進となった町田選手なんですが。
4T-3Tは最初の4Tで流れが少し途切れたかなと思いましたが
上手に3Tに持っていきました^^
(ちょっと無理やり跳んだせいで着氷後に
重心が後ろに行きましたがうまくバランスをとりました)
3Aは相変わらず素晴らしい。。
ステップをやってからの
つなぎーつなぎーからのルッツでお手付き><
町田選手もここを悔やんでいましたね。
今回、珍しいことに
町田選手とデニス・テン選手の
PCSの合計点が同じなんです。
ということは、町田君とデニステンの得点差は
技術点の差そのままということなんですよね。
二人のプロトコルをよく見てみると
テン君の場合、後半にジャンプを跳んでいませんが
ステップやスピンで高い評価を受けています。
特にステップでのレベル4、GOE+2はすごいですね。。
最近あまり見ない高い評価を受けました。
町田君の場合、3Aで相変わらず素晴らしい加点!
GOE+2.14もらってます。
ただ、途中のスピンでレベル2であったり
ステップでレベル3であったり、そこらへんで
彼が求めているものよりも下の評価になってしまっているのかなと。
そして、お手つきしてしまったルッツ。
このルッツの評価は分かれましたね。
GOE-3をつけるジャッジから
-1にとどめてくれているジャッジまでいます。
町田君はインタビューで
『体力が持たなかった』と言っていましたが
これだけつなぎが多いプログラムだと
やっぱりそこに意識を持っていかれるので
かなり大変なんです。
私が大学スケーターのころに驚いたことの一つに
スケーティング中のつなぎの難しさがあるのですが
ほんとに大変なんですよね、あれ。笑
普通にスケーティングしてジャンプ、
スケーティング、ジャンプ
というプログラムなら誰だって楽勝なんですが
そこにつなぎが入るだけで
意識と体力がかなりもっていかれます。
『つなぎをいれるってこんなに大変な事なんだ。。』
と思ったのを覚えています。
もちろん、この大会に出場する選手で
つなぎが大変だと思っている選手はいないでしょうが
たくさん入っていればいるほど難易度の高いプログラムに
なっているのは間違いないです。
しかし、町田君は今年のプログラム
ショート・フリーともにつなぎを
これでもかというくらい目一杯いれていますからね。笑
明日のフリーで逆転優勝なるか。
去年のグランプリシリーズと同じ結果
2戦2勝で町田選手がファイナルへ駒を進めるのか
それとも、デニス・テン選手が
グランプリシリーズ初優勝を飾るのか。
はたまた他の選手か。
非常に楽しみなフランス杯男子フリーとなりました。
全選手の素晴らしい演技、期待しております!^^
今回はここまでです。
読んでくださってありがとうございましたm(__)m
P.S.
ツイッターでもつぶやきましたが
アンケートを始めました^^
よろしければサイドバーから
投票してやってくださいね~
教えてください。
町田君のフリーの3Aの入りで織田君の解説がチョクトウブラケットと言っていたのですが、どう見てもワンフットなのでスリーブラケットに見えました。
どちらでしょうか。
それともスリーブラケットのことを(ワンフットの)チョクトウブラケットと言うのかもしれませんね?。
ぱるるさん、コメントありがとうございます!
そして返信が大変遅くなって申し訳ありませんm(__)m
この映像確認したのですが、
明らかにブラケットのみですね^^;
(コーチにも一応確認とってみましたが
ブラケット、と言っていました。)
なんでしょう、織田君の勘違いですかね・・・