こんにちは、MAYです。
引き続き団体戦女子ショートの
後半グループの記事を書いていきたいと思います。
プロトコルはこちらから
団体戦男子ショートのプロトコル
第6滑走者、フランスのマエ・ベレニス・メイテ選手
最初の3T-3T、セカンド、何とか耐えました。
3Loは美しい着氷。
手が長い!
2Aもクリーン着氷。
踊りが上手な選手ですね。
相当緊張していたようですが、
彼女にとっていい経験になるでしょうね^^
リンクサイドへ上がるときにジュベール選手が
お疲れ的なことをすれ違いざまに言う。笑
得点は55.45
第7滑走者、アシュリー・ワグナー選手
『クレイジー・ダイヤモンド』のロックな曲調で滑りました。
最初の3F-3Tは3Tがアンダーローテ><
後半の3Lo、2Aは綺麗に決めました。
全体的に良い滑りだったと思います。
スピンはレベル3が1つ、レベル4が2つ
最後はドヤ顔でフィニッシュ^^
得点は63.10
得点が表示されてから浮かない顔をしていたのは
もっと高い得点を期待したからでしょう。
第8滑走者、ロシアのユリア・リプニツカヤ選手。
ワグナー選手の得点が出る前からものすごい歓声。
(もっとほかの国の選手にもその歓声を分けてあげてほしいな~
と思うMAYです。)
最初の3Lz-3T
ルッツで軸が曲がったので冷やっとしましたが
問題なかったようです。
難なくトリプルトゥを着氷。
2Aはいつもの幅のあるジャンプ。
スピンはやっぱすごいですね^^;
トップ選手の中でスピンのバリエーションが被ってきている今の現状では
彼女のスピンは評価せざるを得ないでしょう。
後半1.1倍で3F
これも軸が曲がりましたが、問題なく着氷。
(この子はいっつも曲がる子なのかな?)
この子の演技は、まるで新体操を見ているようですね。
大歓声、地元開催の団体戦という期待もある中で
見事にノーミスで滑り切りました。
得点は、72.90
第9滑走者、浅田真央選手。
リンクサイドで佐藤信夫コーチと
演技前の最後の確認をしているときも
リプニツカヤ選手への凄まじい歓声がやみません。
そのため、コーチの声が聞き取りずらいのか
いつもよりリンクサイドによって
真剣な表情で聞く浅田選手。
スタートポジションへついて
ノクターンの曲が始まりました。
最初は3A
あああ、転倒。
回転不足気味に、降りてきてしまいましたね。
続く3Fは美しい着氷。
3Lo-2Loは2Loがいつもより高さがなくその分後ろの跳ぶ感じになっていたので
アンダーローテになっていないか心配でしたが、大丈夫、
GOEで加点ももらっています。
ソチの特設スタジオにいた安藤美姫さんが
『大分緊張していたように思う、
跳ぶタイミングが跳べているときと少し違ったかな。』
ということを言っていましたね。
キス&クライでも浮かない表情。
申し訳なさそうでした。
そんな浅田選手を励ます日本人選手たち。
得点は64.07
浅田選手の3Aのプロトコルを見ると分かるのですが、
3Aのダウングレードなので基礎点が3.3
そのジャンプを転倒してしまったので
GOEですべてのジャッジが自動的にプロトコル上に-3をつける
(なのでGOE-1.5)
そして、転倒による減点の-1もここでつくので
3.3-1.5-1=0.8
あそこで浅田選手が得た得点は0.8点ということになります。
3Aに挑む怖さを改めて知った団体戦ショートとなりました。
しかし、彼女は絶対女子シングルの時に再び挑むでしょう。
今度はもっと落ち着いた表情で、
綺麗な3Aを降りてくれることを信じています。
最終滑走者、イタリアのカロリーナ・コストナー選手。
彼女は、今シーズングランプリファイナル進出を逃しましたが
その後ショートもフリーも変えたのですね(!)
美しい、美しい演技でした。
冒頭の3T-3Tは完璧な着氷
3Loは高さにびっくり!
素晴らしいジャンプでした^^
後半の2Aも加点をしっかりもらう。
スピンはレベル3が2つ、
レベル4が1つ。
ステップはレベル3
いや~いい演技でした。
得点は70.84
女子選手、全員ステップはレベル3どまりでした。
(珍しい・・・)
このショートの点数、一度プログラムを滑った経験が
女子シングルの方でどう影響してくるか。
今日の夜のフリーも非常に楽しみです^^
全選手楽しみなのですが、やはり日本人選手に頑張ってほしい><
今回はここまでです。
読んでくださってありがとうございましたm(__)m
MAYさん
団体戦という意味では極端な話、決勝に進めば良いという目的は達成した訳ですし、3Aというリスクの高いジャンプを武器に戦う浅田さんにとっては、個人戦の予行演習として今回はものすごく役にたったように思うんですけど、いかがでしょう?
少なくとも団体戦が無ければ、個人戦でいきなり今回の演技となっていた可能性もありますし。
きれじろうさん
大分コメントをいただいてから時間がたってしまいましたが(すみません><) そうですね、そう思います。 (でも、今はそう思えるのですが 実は団体戦終わった直後はこれは浅田選手は 悪いイメージを持ってしまったのではと懸念しておりました。。) 今現在調子が上がっていそうですし、素晴らしい演技を期待しています^^
こんばんは。最初、団体戦が今期から始まると云う事で楽しみの反面、選手達にとって調整が難しいのではないのか?と懸念していましたが、きれじろうさんの仰る様に、個人戦に向けての予行練習と捉えれば緊張も半減し、ソチの氷の状態を深く把握する事ができて良かったかもしれませんね。しかし、リプニツカヤ選手は、真央・ヨナ選手が引退したら次世代の花形選手に成るのは間違いないですね。個人的には、ロシアの選手では、アンナ・ポゴリラヤ選手に注目していたのですが。
ところで、前回の記事のイギリスの選手、ジェナ選手のレイバックスピンがレベル1になってしまった・・>軸がずれてしまったのが影響したのだと思います 軸ブレでレベルが下がるのですか?GOEに影響があるだけかと思っていたのですが?
リプニツカヤ選手すごいですね。
といいますか会場がこんな雰囲気だなんて予想していませんでしたので驚いています。自国の選手の後でも、他国の選手がリンクに上がったら切り替えて頂きたいものです。ちょっと引きました。
改めてミスは絶対に許されないんだと感じされられ、3Aを組み込んだ浅田選手にとって非常に厳しい戦いですね…。八木沼さんも鈴木選手の得点に「厳しいですね・・」と呟いておりましたね。
きれじろうさんのように考えられたらいいのに、私はちょっと「やばい」と思ってしまっています。始まる前は自分でこちらに「前向きに♪」とコメントしましたのに^^;
曲かけ練習を沢山して個人戦に望んで欲しいです。
・・・不安です。