宇野昌磨世界ジュニア優勝!躍動するアジア勢
こんばんは、MAYです。
女子に引き続き
男子の世界ジュニアの結果についても
記事を書いていきたいと思います。
まず、宇野昌磨選手
優勝おめでとうございます!!
初出場の10位という結果から
7位、5位と来て
ついに優勝。
シーズン前に、アンソニー・リュウコーチに
ジャンプの指導を受け4回転を習得し
シーズン中にトリプルアクセルを習得。
そして、両方プログラムにすぐに取り入れ
誰もが驚く成長速度で素晴らしい結果を
残し続けました。
もう、なんかフリー演技後のキス&クライでの
樋口美穂子コーチの様子が物語っていますよね。笑
昨年の世界ジュニアでは5位。
3A、4Tなしでこの順位でした。
3Aを跳べるようになったら世界ジュニアでも
表彰台には乗れるはず。
誰もがそんなことを思っていたはずです。
今シーズン
ずっと、跳べなかった3Aが跳べるようになって
4回転も跳べるようになって
ずっとずっと頑張ってきたものが
すべて彼の力になってくれたような
そんな気がしています。
宇野選手は、ずっとグランプリ東海で
スケートをやってきた選手です。
振り付けはずっと美穂子先生。
やっと、ここまできた。
ここまでこれた。
ほんとに、誇らしくてかわいくて
仕方がないんでしょうね。
前の記事に、『着氷の技術が彼を助けてくれますように』
と書いていましたが、まさに
助けてくれたのではないかと思います。
ショートの3Lz、あれはどうやったら
着氷できるのでしょうか。汗
跳び上がった瞬間、背中がぞっとしました。。
ショートもフリーもPCSで
素晴らしい評価を受けていましたね。
(ジャッジは昌磨くんのことを
もはやジュニアとして見ていないのだと感じました。)
しかし、フリーでは少し危なかったですねぇ。汗
最初の4T、珍しく回転が開いてしまい
3Tの両足着氷。
これ、ほんっとに何回転したのか
本人は分からないみたいですね。
(高難度ジャンプのパンクになればなるほど
本人は何回転したのか全く分からなくなる、そうです。)
以前書いた記事ですが、町田樹さんも過去同じようなことがありました。
→町田樹がはまった落とし穴
しかし、『2回転ではないだろう』と考え
最後の3F-3Tを3F-2Tに変えた辺りは流石です。
最後のコンビネーションの3T or 2Tまでに
3A二本、3F二本、
2T二本であれば(4Tが2Tになった場合)
最後のコンビネーションは3F-3Tを跳べば
ザヤックルール回避。
(今季から2Tはフリープログラムで
二本までしか入れてはいけないとのルールが追加されたので
ザヤックルール引っかかる選手が激増しています。。)
3A二本、3F二本、
3T一本、2T一本であれば(今回のように4Tが3Tになった場合)
最後のコンビネーションは3F-2Tを跳べば
ザヤックルール回避。
(3A二本、3F二本、3T二本となった時点で
“同じ種類のジャンプで二度跳んでいいジャンプは
二種類まで!”というザヤックルールに引っかかり、
最後のコンビネーション
3F-3Tの点数が丸ごと吹っ飛びます。。)
ザヤックルールは大変ですね・・・
フリーでは3Aがアンダーローテをとられたりと、
少しいつもよりジャンプが低いかなと思ったものも
ありましたが、それでもしっかりと滑りきりました。
どうして、彼はいつも失敗しないのだろうか。
そんな疑問を彼を応援するようになってから
ずっと持っていましたが、日刊スポーツの記事で
こんな文章を読みました。
樋口美穂子先生へのインタビューにて
『滑り終わると、昌磨は”どんな演技しました?”と聞いてくる。
覚えてないんです。
きっと演技中は違う世界にいっているのかな』
ああ、そうかと。
彼は、素晴らしいジャンプを降りたとしても
やった!とか一切思うことなくもう
次のジャンプのことしか考えていないのだ。
それも、ミスするかもとか恐怖心ではなくて
『跳ぶ!』という事しか考えていないんでしょうね。
これも、一種のゾーンなのかな、
なんて素人ながらに思っています。
来期は満を持してのシニアデビューでしょう。
素晴らしいスケーターに早くから出会えたことに
感謝しています。
2位のボーヤン・ジン選手。
なんてきれいな4Sなんでしょうか・・・
そして、それに加えて4T二本って。
後半に4T-2Tのコンビネーションって。。
技術点がジュニアで90.81って。。。
これ、皆さん忘れてるかもしれないですけれど
ジュニアってシニアよりも一つジャンプ要素少ないですからね。笑
入ってたら技術点だけで96くらい
いってしまうんだろうか。
ボーヤン選手も来期はシニアでしょうか。
彼からも目が離せません。
山本草太選手。
初出場で3位なんてすごすぎるよ、そうちゃん!!
ショートでは少し上手くいきませんでしたが。
フリーはローレライの曲に合わせて
のびやかに滑っていましたね^^
3Aの幅が凄かったぁ。。
草太くんも、シーズン中にどんどん進化していきましたね。
3Aをグランプリファイナルのショートで初めて降りて。
世界ジュニアではフリーでしっかり
3Aを2本着氷。
初めての世界ジュニアであの演技ってなんなのだろう。
(なに、最近の若い子は緊張あまりしないのかしら?←
それとも緊張さえも力にしてしまってる?)
素晴らしい、
スピード感あふれる演技でした。。
練習では4Tも着氷していますし、
来シーズンはフリーには絶対に入れてくることでしょう。
とりあえず、草太くんおめでとう!!
4位となったネイサン・チェン選手。
彼は故障明け(まだ踵を故障中?)ということもあってか
ジャンプ後に少しぐらぐらっとなるのが気になりました。
4Tを2本、3Aはなしで
後半にネイサンお得意の6連続ジャンプという
構成でしたがジャンプでGOEを稼ぐことが
出来なかったのが痛かったですねぇ。
世界ジュニア男子で
日本人が表彰台に2人乗るのは史上初。
そして、今大会男子選手のアジア勢の活躍。
今までにあまりなかった傾向だと思います。
本当に新しい風が吹いているんだなぁと感じた
男子世界ジュニアでした。
選手のみなさん、素晴らしい演技をありがとうございましたm(__)m
今回はここまでです。
読んでくださってありがとうございました!
こんにちは。男子世界ジュニアすごかったですね!もうレベルがなんか異次元というか・・・。ジュニアですら4回転の時代ですね(^_^;)
宇野選手も強いですね!ここぞ、という所は必ず決めてきますね。優勝すごいです。
ボーヤン選手もすごかった!4回転を3度決めるなんて(^_^;)
でも何より嬉しかったのは3位に入った山本選手(#^.^#)今シーズンずっと応援してきたのでフリーの演技は感動でした(*’▽’)
本番前の練習では調子が悪かったようでアクセル決まっていなかったようですね。それが嘘のようにアクセル2本決めその後もいつもよりスピードがある演技、感情もこもっていたように思います。結果をみず動画でみてましたがドキドキでした! 初出場で3位なんて!!!初出場という基準で考えれば羽生選手を超えましたね!草太君も本番強し!何かもってますね!彼のスルスルスケーティング大好きなんです!(全くスケートできないのですがジャンプの質とか分かってきてスケオタです)
前回コメント返信頂いて嬉しいかったです!何よりメ~テレ杯の様子(テレビでは見えない様子)情報嬉しいです♪ また何かあったら教えて下さい(^O^)/
それにメーテレ杯に草太君も来ていたのですね!見に行かれたMAYさんがうらやましいです(#^.^#)私は実家が愛知なので実家に帰りたくて仕方がないです(^_^;) スケートも習ってみたい!
ネイサン君も追い上げ凄かったですね!人を引き込む演技力すごいですよね!この4人、今後楽しみなスケーターですね!熱い戦い繰り広げることでしょうね!
長くなりすいません。お仕事、忙しいなか大変でしょうがブログ楽しみにしています!
今シーズンはジュニアの試合をテレビでたくさん観ることができて、とても楽しかったです
(テレ朝CSのジュニアGPS放送は特に凄かった!)。
宇野選手には、シーズンはじめのアジアンオープン以降、本当にワクワクさせられっぱなしでした。
最後はハラハラしましたが、無事タイトルが獲れ、「課題を残したことをポジティブにとらえる」という発言も頼もしく、
あらゆる経験が血肉となってさらに成長していくんだなぁと思うと、来シーズンが早くも待ち遠しいです。
山本選手、樋口選手をはじめ、他にもすばらしい選手がたくさんいて、当分ワクワクが止まりそうにありません。
とにかく、選手の皆さんが怪我なく元気にのびのびと成長していけますように!
ところで、ジュニアのジャンプ要素がシニアよりも一つ少ない、と記事の中にありますが、
ジャンプは女子は7つ、男子は8つで、ジュニアもシニアも同じではないでしょうか?
要素が一つ少ないのは、コレオシークエンスだけだと思います。