フィギュアスケートの世界

★ モホークとフォーステップ 【訂正あり】

モホークとフォーステップ

こんばんは、MAYです^^
 
 

今日からステップ・ターンの解説をしていきたいと思います。
 
 

最初は簡単なものから始めていく予定なので
よかったら読んでみてくださいね。
 
 

今日説明するのはモホークとフォーステップです。
 

最初にモホークの説明からします。
 

モホークとはスケーティング中に体の向きを変えるときに
使われるごくごく一般的なものです。
 

よく使われるものが右足のインから左足のインへの
モホークになります。
 

モホークの定義としてはインからイン、
アウトからアウトというように
足を変えても同じ方向へエッジを倒すものだと
思ってください。
 

(ちなみに『インエッジ』は足の親指側にエッジを倒すこと、
『アウトエッジ』は足の小指側にエッジを倒すことです。)

 
 

で、やっぱり言葉では限界があるので
実際に見てみてください。
 
 

今回取り上げるのは
高橋大輔選手の2006年のNHK杯のショートの映像からとった
キャプ画像です。
 
 

以下キャプ画です。
 

左足から
D モホーク1

 
 
右足のインに乗って

D モホーク2
 
 
D モホーク3
 
 
左足のインへ乗る

D モホーク4

D モホーク5

D モホーク6

 
 

そして、33~34秒で逆モホークをしています。
(左足からのインサイドモホーク。)
 
 
クロスして右足のインの乗った状態から
D 逆モホーク1
 
 

左足のインへ乗り換えて(ここからモホークの体勢)
D 逆モホーク2
 
 
右足のインへ乗る
D 逆モホーク3
 
 

D 逆モホーク4

D 逆モホーク5

 
 
 
 
そして、モホークにはオープンとクローズドがあるのですが
以下がクローズドになります。
 

映像ですとフリップの前の動作になります。
 
 

太ももを閉めた状態から右足のインに乗って
 

D クローズドモホーク1
 
 

左足のインへ乗り換える
D クローズドモホーク2
 
 

D クローズドモホーク3
 
 

この体勢からフリップを跳びます。
D クローズドモホーク4
 
 

オープンとクローズドの違いは
簡単に言うと上の大ちゃんのフリップの動作のように
左足を前に出して太ももをくっつけたような状態(足を閉めた状態)で
モホークの態勢に入るか、
 

太ももの感覚を開けた状態(足を開いた状態)で
モホークに入るかです。
 
  

・・・と聞いたのですがスケートの教科書ではどうやら違うようです^^;

以下訂正です。
 
 

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★モホークのオープンとクローズド
 

オープンはスケーティングレッグの『内側』に
フリーレッグがある状態からのモホーク。
 

フリーレッグを前に出してするモホークも、
太ももを開いてするモホークもオープンです。
 

クローズドはスケーティングレッグの『外側』に
フリーレッグがある状態からのモホークです。
 
 

と、趣味の大人スケーターさんから教えていただきました!
趣味の大人スケーターさんありがとうございました!!
 

(しかし、私に大ちゃんのフリップ前の動作を
クローズドモホークだと教えてくれた方は
プロスケーターの方だったのですが^^;
 

オープン、クローズドの定義が
変わってきてしまっているんでしょうか?汗)
 
  

そして、アウトモホークなのですが
 

以下の動画でアウトモホークを
まとめてあります。
(動画はお借りしました。)
 
 


 
 

で、
これパトリック・チャンがやっているのは
フォーステップ(4ステップ)というものになります。

 
彼の場合、フォーステップを2回続けています。
 

なぜフォーステップというかというと
 
 

1 (右足のアウトに乗る)
4ステ 2

2 (左足のアウトへ乗り換える)
4ステ 3

3 (足をクロスする) 
4ステ 4

4 (左足で出る)
4ステ 5

 
 
 

というように4回のステップで行われる動作だからです。
(と、MAYは聞いております。)
 

パトリックの場合、この4のあとにまた1を続けて
フォーステップを2回続けているのです。
 

で、この2と3のステップのところが
アウトからアウトへの方向転換のため
『アウトサイドモホーク』となるのですね。
 
 

余談ですが、
 

実際アウトサイドモホークって習うんでしょうか^^;?
 
 
私の場合、インサイドモホークとフォーステップは
習いましたがアウトサイドは習ったことがなく
存在も今回知りました。汗
 

言われてみれば
ああ、確かにアウトからアウトだ、という感じでしたね。
 
 

今回はこんな感じで終わりたいと思います。
 
 

また、何かありましたらコメント等で教えてください。
 

それでは~
 
 

P.S.この記事を考え始めたのが昨日のお昼だったので
大輔くんの怪我など知らず画面をキャプチャしておりました。。
 

見るのが辛かった方もいるかもしれません、申し訳ありませんでした。
 
 

なぜ2006年の動画を取り上げたかといいますと、
この時のプログラムのステップって結構わかりやすいんですよ。
 

見てみるとわかると思うのですが、今のステップほど
複雑ではないのです。
 

だから、一つ一つがどうなっているか
つかみやすいかな、と。
 

よかったらステップも見てみてください。
ひょっとしたらこの動画で今後もステップを
解説していくかもしれません。
 
 


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コメント

    • 趣味の大人スケーター
    • 2013.11.29 19:07

    いつもわかりやすくて興味深い記事をありがとうございます。
    楽しく読ませていただいております。
    私は趣味でスケートを楽しんでいる大人で、現在バッジテスト2級を所持しております。
    少し気になることがあったので初めてコメントさせていただきます。

    ★モホークのオープンとクローズド
    オープンはスケーティングレッグの内側にフリーレッグがある状態からのモホークです。
    フリーレッグを前に出してするモホークも、太ももを開いてするモホークもオープンです。
    クローズドはスケーティングレッグの外側にフリーレッグがある状態からのモホークです。
    具体的には、フリーレッグのつま先がスケーティングレッグのかかとについた状態になります。
    バックインに乗った後、フリーレッグを前に出すことが多いです(チョクトーではよく見かける足さばきだと思います)。

    ★フォーステップ
    1歩目と2歩目がモホーク、3歩目がクロスで、4歩目がフォアになります。

    もしこのコメントがご都合悪ければ、削除していただいて構いません。
    これからも、素敵な記事を楽しみにしております。

    • コガキン
    • 2014.11.05 11:52

    ステップやターンについての解説記事を探していて、こちらにたどり着きました。
    それまでは漫然と試合を見ていましたが、今シーズンになって織田信成さんがジャンプ前のターンの種類を解説してくださるようになったので、勉強しなくてはと思った次第です。

    こちらの記事はキャプ画の解説があり「ああ、あの動きか!」とうなずきながら読ませていただきました。非常にわかりやすかったです。

    このような記事を書くにはかなり時間が要ると思いますが、余裕がありましたら是非他のターンについても解説記事を書いていただけたらと思い、コメントさせていただきました。

    これからの記事も楽しみにしています。

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