フィギュアスケートの世界

オリンピックの団体戦の採点について思ったこと

オリンピックの団体戦の採点について思ったこと

こんにちは、MAYです。
 
いよいよ女子シングルが
日本時間の2/19 AM12:00から始まります。
 
 
非常に楽しみです!
 
 
そして、女子シングルの直前なのですが
団体戦の男女フリーについての記事に書いた
『採点についていろいろ思うこと』を
書いていきたいと思います。
 
 
(いや、このタイミングで書くべきなのかしらと思ったのですが
私が何を思っていたのか気にしてくださる方もいるのでなるべく早めに
書きたいと思って書かせていただきます。)
 
 
 
私が採点についていろいろ思ったのは団体戦の
男女シングルフリーの採点についてでした。
 
簡単に言うと、
 
『プルシェンコとリプニツカヤの点数高くね!?∑( ゚Д゚)』です。
 
 
 
テレビの前で見たいたその日は二人の得点に驚きました。
そして、男女シングルが不安になりました。
 
 
 
TES(技術点)は毎回の試合とさほど変わらないとしても
PCS(表現構成点)でそんなに点だしちゃうの??

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特に、私が疑問を感じてしまったのが
プルシェンコ選手のPCSの高さでした。
 
 
曲が『ベストオブプルシェンコ』なので
今までに使用した曲を継ぎ合せている物となっており
曲の継ぎ合せのところで止まる、滑っては止まるの繰り返し。
 
 
それであのPCSを出してしまうの?
と思っていたのです。
 
 
 
しかし、プルシェンコ選手はショートを滑ることなく棄権。
 
 
もはや彼の得点を団体戦と比較することもできなくなりました。
 
 
 
ならば、女子シングルではどうなのか。
 
 
 
ロシアのユリア・リプニツカヤ選手。
 
 
 
 
今シーズンのグランプリシリーズの
ロシア大会ショートは72.24(TESが39.63 PCSが32.61)
同大会のフリーでは118.56(TESが55.92 PCSが63.64 GOE-1)
 
 
ロシア大会のフリーでは冒頭の3Lzで転倒しています。
後半でもジャンプが2回転になってしまうミスが2つ出ましたし
3連続ジャンプを入れることもできませんでした。
そのため、得点が伸び悩みました。
 
 
東京のグランプリファイナルでは
ショート 66.62 (TESが36.84 PCSが29.78)
フリー 125.45 (TESが64.93 PCSが60.52)
  
PCSに少し差が見えます。
   

欧州選手権では
ショート 69.97 (TESが38.06 PCSが31.91)
フリー 139.75 (TESが71.75 PCSが68.00)
 
 
 
そしてソチ五輪団体戦で
ショート 72.90 (TESが39.39 PCSが33.51)
フリー 141.51 (TESが71.69 PCSが69.82)
 
 
 
こうして並べてみてみると
フリーの成長がすさまじいですよね^^;
 
 
 
女子フリーの日は特に私はツイッターをやりまくっていたので(笑)
みなさんのいろいろな感想を目にしていたのですが
 
 
そこでの疑問をいくつか抜粋してみたいと思います。
 
 
 
 
ここからの分析は、私以外の人の意見も取り入れつつ・・・
のものを書いております。
(直接意見をもらったものや、私が個人的にネット上で見たもので
納得したものを自分の言葉に直したりして書いています。)
 
 
 

リプニツカヤ選手の成長が一つのカギ

まず、リプニツカヤ選手はシーズン序盤と比べて
全体的な構成が上がってきているということ。
 
 
プログラムを滑り込んできて
PCSが全体的に上がったのではないか、という推測。
 
 
 
そして、彼女はジャンプに自信を持っている。
個人的には無理やり跳ぶところが気になりますが、
逆に言えばそんな無理やりの状態でも跳べてしまうということで。
(たとえばファーストジャンプでぐらついても
なんなくセカンドに3Tをもっていけるとか)
 
ここら辺はやはり彼女の強さなのかな、と。
 
 
そして、彼女はジャンプの助走が短いです。
その結果、繋ぎの構成を上げることが出来る。
プログラム全体が締まるんですよね。
 
 
 
そして、彼女のプログラムは
ショート・フリーともに出だしが面白い。
 
 
ショートは氷に指で何かを書いて(ハートかな?)始まりますし
 
フリーはジャッジとは反対側のリンクサイドへふらふら~と
歩くように滑っていき、物悲しげな表情でジャッジを見つめる。
 
 
 
最初っからキャッチーなんです。
 
 
 
 
そしてここからは、荒川さんがテレビでリプニツカヤ選手について
語っていたのでそのまとめを書いていきます。
 
①驚異的な柔軟性、他の選手には見られない技を、ジャンプ以外のところで持っている。
→(テレビではキャンドルスピンを紹介。
キャンドルスピンは、採点上はスピンに関するGOE+評価の
「独創的でオリジナリティがある」に当たり高い評価を得ている。)
 
1) スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
2) すばやくスピンの軸をとることができる
3) 全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
4) 規定回転数を明らかに超えた回転
5) 姿勢が良い(フライング・スピンの場合には空中での高さおよび姿勢を含む)
6) 独創的でオリジナリティがある
7) 全局面でのコントロールが十分
8) 音楽構造に要素が合っている
 
オリンピック団体ショートの最後のLSp4とCCoSp4、
つまりレイバックスピンとチェンジフットコンビネーションスピンで
高いGOEを獲得していますが、上記の+評価項目の多くを満たしているように見えます。
 
 
つまり、キャンドルスピンは「6) 独創的でオリジナリティがある」が該当し、
実はそれ以外が彼女は元々優れている。
 
 
 
②浅田さん、コストナーさん、ヨナさんに比べて、
表現力(表現技術と正確には言うべきか?)、スケーティング技術において劣るが、
それを逆に少女の視点から描くプログラムを用意して演じさせている。
 
それでクリアしてきた(正確には、幼さを逆に利用したプログラムとした、
が正しいか?=フリーにおける「シンドラーのリスト」に登場する赤い少女役を氷上で演じる)
→PCS評価の上昇
 
 
 

③演技後半に通常の選手が4つ組み込むジャンプを彼女は5つ組み込んでいる。
そのリスクを背負って成功させている
→総得点の高さ
 
 
 
 
そして、団体戦女子にてゴールド選手とリプニツカヤ選手の点差が
そんなについてしまうのかという疑問もちらほらみたので
それについても書いていきたいと思います。
(こちらは、私個人の意見とこれまた納得した意見を自分でまとめたものです。)
 
 
 

女子に関しては、リプニツカヤ選手とゴールド選手には
やはり少し差がついてしまうかのではないかという印象を
個人的に持ちました。
 
 
 

リプニツカヤ選手は確かにスケーティングの荒さの目立つ選手でしたが、
今季は試合に出るたびに改善され、上手になっていっています。
(やはりそれでもまだ荒さを感じるところはありますが)
 
 
そして、本人の独特の雰囲気。
可愛い子猫のようだけれど、どこか陰のあるような表情。
それをうまく使ったプログラム、それによって
PCSでも評価されやすいのではないか、と。
 
 
そして何よりも、ユーロ女王という実績、
五輪の舞台でのあの演技ということであのPCSが出たのではないか。
 
 
 
 

ゴールド選手は素晴らしい選手だけれども、
基本的にプログラムの表現においてステップ含めて一本調子で
少し盛り上がりに欠けてしまう。
 
 
何よりもジャンプが全部成功するまでは顔が固く
心からの笑顔ではないように見えてしまう。
トランジションに関してもリプニツカヤ選手に
比べると同じような動き・振付が多いかなと。
 
 
この辺りがリプニツカヤ選手に比べると
PCSが上がらない理由なのではないかと思います。
 
 
 

つまり、ジャッジが点数をあげやすい、評価したくなる選手は
どちらなのかと言われればリプニツカヤ選手になるんじゃないかな~
ということです。
(実際、評価したくなる・点数を上げやすいプログラム、構成というのは
すごく重要です。
以前顔の表情って点数に関係するの?
という記事を書きましたがこれも
評価したくなる・点数を上げたくなる要因の一つですね。)
 
 
 
確かにリプニツカヤ選手の五輪団体のショートのステップは
ターンがしっかり入っていないように見えるところもいくつか見られました。
(これ、どの選手にも感じることはあります。
『あ、今ターン入らなかったな』とか『ちょっと失敗したな』とか。
しかし、それによってステップのレベルがガクンと下がるとか
GOEがまったくつかないとか、そういうことはあまりないのです。)
 
 
 
 
そして。
フィギュアスケートにホームアドバンテージがあるかどうか
 
 
 
これは間違いなくあると思います。
 

見ていてもそう思いますし、
なによりもジャッジの方がそういっていたので。笑
 
 
 
むむ、じゃあロシア有利じゃん。ずるい!
と思ってしまいそうですが
日本の3選手はそんなアドバンテージを
跳ね返す力を持っていると思うので。
 
男子シングルを見ていても団体戦とは
会場の雰囲気がかなり違いました。
 
 
そして、特に採点に不思議さも疑問も感じることはありませんでした。
 
 
 
いよいよソチ五輪フィギュアスケートの最終競技
女子シングルです。
 
 
ソチの観客を彼女たち自身の力で、演技で
味方につけてほしい。
   
美しい舞を期待しています。
 
 


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コメント

    • ベルコ
    • 2014.02.19 22:46

    MAYさん!!
    凄く納得できた気がする演技構成の採点の更新内容ありがとうございます!!

    ど素人には何度見てもなぜ?と感じてしまうので…。
    それでも私も男子個人の得点は違和感は感じませんでした。

    少しは見る目が出てきたかなと感じています。

    もう少しで始まりますが、少し寝ておかなければ…。
    明日は仕事なので。

    悔いなく終わってほしい。
    満足できた笑顔で滑りきってほしい。
    そしてFSも同様に!

      • MAY
      • 2014.02.20 10:29

      ベルコさん、コメントありがとうございます^^
      そして、すごく納得できた気がするとのこと。
      嬉しいです.

      やはりベルコさんも男子個人には
      違和感を感じませんでしたか。

      そう感じてくるとますます楽しくなりますよー^^

      ショートは、、、
      なかなか厳しい展開となってしまいました。
      まさか、まさかの結果。
      五輪に向けた4年間の戦いは今夜のフリーで一度終わります。
      選手がプレッシャーや緊張に負けませんように。
      そう祈るばかりです。

    • qatsi
    • 2014.02.19 22:59

    記事と関係ないのですが、質問させてください。
    いつもブログを読ませてもらっています。
    質問したいのは演技のテーマおよび曲のことです。羽生選手は今季のフリーはカルミナ・ブラーナも候補にあり、来季で使用するかもということでした。この曲は歌入りでなんぼの曲だと思うのですが、歌入りだと減点になると聞きました。それでも使用するものなんでしょうか?MAYさんも2年前のロミオとジュリエットのプログラムを気に入られていた記事がありましたが、カルミナ・ブラーナでもあの時の雰囲気を今のキャラクターでできるんじゃないかと期待してしまいます。そこでフィギュアスケートのテーマや使用曲についての記事を書いて頂きたいなあと思いリクエストさせてください。お忙しいところすみませんが期待しています。

    • ななみ
    • 2014.02.20 6:06

    鈴木選手8位、村上選手15位、そしてなんと浅田真央選手は「16位」。

    どうですかこれ…。整理がついていません。

    この演技では、あっちの巷で騒がれている疑惑の採点?とかなんとかって、そういうのももう意味がないじゃないですか。
    55点の演技じゃ、採点がどうだとか、あっちが高いのこっちが低いの、なんて言えるレベルじゃない。

    どうこがどうだめだったのか、ってもの見ればわかる。あれとあれとあれですよ。

    私も頭が混乱状態です。訳が分からなくなっていますので乱文意味不の文章です。ごめんなさい…

    68、69.70程度なら何かと議論が盛んになることはあっても、この点数だと何もありませんね。

    …もちろん私はやけを起こしておりますが、ご本人明日、大丈夫でしょうか・・・

    個人的には「早く帰っておいで「ゆっくり休もうね」と言ってあげたい。。

    あー・・・何を言っているのか自分でもわからない。

    普通の人ならもう家に帰って泣いてます。それはできないので明日もやるしかないのですよね。そういう時、周りのスタッフもなんて励ましたらよいかわからない。私も今、真央ちゃんに対してどう解釈してどういうふうに気持ちを持っていくべきかわかりません…。ごめんなさい

    メダルは終わりましたね。あっという間でした。

      • MAY
      • 2014.02.26 12:18

      ななみさん、コメントありがとうございます。

      この時のお気持ち、すごくわかります。
      私自身、真央、どうしちゃったの
      と思いました。
      明日、滑れるの?とも思いました。

      でも、彼女は強かったですね。
      魂の滑りを見せてくれました。
      彼女の情熱を目の当りにしたら
      リプライ映像であっても何度でも泣きそうになります。

      ほんとに、なんて子なんでしょう。
      素晴らしいスケーター、ファイターです。

    • きれじろう
    • 2014.02.20 10:15

    ななみさん

    >普通の人ならもう家に帰って泣いてます。それはできないので明日もやるしかないのですよね。そういう時、周りのスタッフもなんて励ましたらよいかわからない。

    私は長いこと営業をやってきましたが、何か月もかけてお客様から要件をヒアリングして、何日も徹夜して提案書を作っても、やはり負けることは何度もありました。
    そういうときはガックリきますけど、すぐに頭を切り替えて負けた原因分析を徹底的に実施して次に生かします。

    もちろんこの話は4年に一度のオリンピックにかけてきた浅田さんとは比較にならないほど軽い話ではありますが、ああいう世界で何年も戦い続けることの出来る人たちは、そういった発想の転換が出来て当然の人たちだと私は思ってます。

    今後、浅田さんが現役を引退するのか、それとも競技生活を続けるのかはわかりませんが、我々ファンが出来ることは、ただ浅田さんがフリーで悔いの無い演技が出来るように応援することなのでしょう。

    • ななみ
    • 2014.02.20 19:24

    きれじろうさん
    ご返信ありがとうございます。ご自身のことも話して頂いてありがとうございます。。そうですよね、皆さん色々ありますよね。
    私も国を背負ったことはありませんが、売り上げトップでありながら周囲に認められないような気持ちや、他にも色々あって、うつ病になった事があります。
    浅田真央さんは発想の転換ができる人だとは思いたいですが、何度も経験しているから大丈夫、というのはちょっと違う場合もあるんじゃないかなぁと思います。その経験が悪い方向へ向かってしまうこともあるのでは…。

    団体戦のことも含めて思うところは沢山あるのですが、今はこのくらいしかコメントできません。。

    とにかく、フリーは割り切ってある意味「もう失うものはない」くらいの気持ちで乗り切って欲しいです。
    バンクーバー以上のトラウマが残りませんように…。

    • きれじろう
    • 2014.02.20 22:04

    ななみさん

    おっしゃる通りで、

    >何度も経験しているから大丈夫、というのはちょっと違う場合もあるんじゃないかなぁと思います。その経験が悪い方向へ向かってしまうこともあるのでは…。

    当然ですが、悪い方向に向かうこともあります。私が大切だと思っているのは

    >すぐに頭を切り替えて負けた原因分析を徹底的に実施して次に生かします。

    ということなんです。少なくとも浅田さんの置かれている環境は、自分だけで考えず、心を許せる優秀な素晴らしいスタッフが沢山いるなかで本音で語り合うことが出来ます。
    今後の浅田さんの人生においてどんな結果であろうと貴重な経験になると私は思っています。

    大切なことは、自分ひとりだけで思いこまない事、自分で自分を決めつけない事、周りはこんなものと決めつけない事で、浅田さんには佐藤さんご夫妻をはじめ、落ち込んだ心をケアし、プラスに持っていく方向に仕向けることの出来る百戦錬磨の方々が揃ってます。

    なので私は心配していません。

    • ななみ
    • 2014.02.21 11:12

    きれじろうさん

    きれじろうさんのおっしゃる通りでしたね!
    ものすごいことをやってのけてしまいましたね~(・∀・)
    最終グループであの演技ならもう少し出たような気配すら感じさせてくれるほど感動しましたし伝説として語り継がれそうな内容でした。
    私は満足です。
    なんという子なんでしょう。驚きです。
    スケーターたちや芸能人などから大量の激励ツイートも凄かったです。どんだけ愛されてるんでしょう(笑)
    フリーでは、私の中では彼女が金メダルです^^レジェンドです(笑)

    • きれじろう
    • 2014.02.21 11:27

    ななみさん

    そうでしょう。そうでしょう。
    もう素直に浅田さんの演技に感動しました。私は。

      • MAY
      • 2014.02.26 12:20

      きれじろうさん

      いつもコメントありがとうございます。
      私も、素直に感動しました。
      スケートの素晴らしさを全世界の人たちに
      彼女が伝えてくれたように思っています。

    • ベルコ
    • 2014.02.21 20:17

    MAYさん、返信ありがとうございます!!
    睡魔に負けて、ライブの真央選手を見逃してしまいましたあ(;O;)
    何度もリプレイの放送してくれるので見るたびに涙腺が…。
    真央選手は逆境に強いので必ず素晴らしい演技をすると信じてました!(^^)!

    ニュースを見ていると、メダル獲得選手の点数についてもめてます。
    私は今回の女子の結果も妥当かとは思います。

    …が、私の中では真央選手のフリーが1位です!!

    彼女の演技構成の点数が低いのは滑走順が先だと、あまり高く上げることができないらしいと村主章枝さんが仰ってたので、不満がないわけではないですが、
    ルール上なら仕方がないのかもしれないですね。

    でもセカンドのループ、トーループジャンプが回転不足扱いは
    わからないです。

    ルッツはe判定は自分の目からもわかりました。

    加点についてはやっぱり真央選手は低いですね。
    プロトコルみたら、総合の加点6.69

    ソトニコア選手の加点14.11
    ヨナ選手、12.2
    コストナー選手、10.39
    ゴールド選手、8.93
    ユリア選手、6.71

    転倒した選手は加点が少な目という感じを受けたのですが、
    真央選手はフリーは回転不足判定やe判定があったからなのでしょうか。

    8トリプルの演技は物凄い事だと思うのですが。

    それともショートの結果と総合しての加点の影響とかもあるんでしょうか。

    でもそれよりなにより、皆選手素晴らしかった。
    感動をありがとう!!

      • MAY
      • 2014.02.26 12:29

      ベルコさん、コメントありがとうございます^^

      質問に関してはきれじろうさんが回答してくれたので
      ここでは割愛させていただきますね。

      あらら、そうでしたか。涙
      私も実は睡魔に負けそうでしたが、日本選手を見るために
      何とか頑張って、浅田選手の演技で睡魔を忘れてしまいました。笑

      ほんとに、よかったですね。
      彼女のあの素晴らしい演技は
      たくさんのものを私たちに与えてくれたように思います。

      逆境に強い真央、そんなイメージは私も思っていましたが
      オリンピックまでそれを発揮してくれるとは。。。
      これから彼女がどんな道を進むかはわかりませんが
      あんな状況でこの演技が出来たことは確実に
      彼女の財産になると思っています。

      ほんとに、女子フリーは素晴らしい演技をたくさん見ることが出来ました。
      私も選手にありがとうと伝えたいです^^

    • きれじろう
    • 2014.02.22 11:03

    ベルコさん

    ワタクシのほうから回答させていただきます。
    ただ、長くなるので分割して回答します。

    >加点についてはやっぱり真央選手は低いですね。

    色々な要因が重なっての結果ですので、他の疑問を併せ順に説明します。

    まずエッジエラーについて。
    エッジエラー判定には2つのパターンがあります。

    1、マイナス項目(最終的なGOE が必ずマイナスとなるエラー)の中の一つ
    ●フリップ/ルッツ での重度の踏み切りエッジ違反 (記号 “e”) -2 to -3

    それと

    2、マイナス項目(最終的なGOE の+-は制約されないエラー)の中の一つ
    ●F/Lz での不明確な踏み切りエッジ (記号 “e”) -1 to -2

    の2つです。浅田さんのエッジエラーは私は重度ではないと思っているので、このうちの2が摘要されていると思われます。
    エッジエラーはGOEがマイナスになるケースが多く、2013世選でヨナ選手がエッジエラーをとられたときもGOEはマイナスでした。

    続く

    • きれじろう
    • 2014.02.22 11:05

    続き

    >でもセカンドのループ、トーループジャンプが回転不足扱いは
    わからないです。

    アンダーローテーション判定を受けたのはいずれもセカンド3回転ですが、私にはいずれもショートケーキ1個分の「あと少し状態」のように見えます。こちらは

    マイナス項目(最終的なGOE の+-は制約されないエラー)の中の一つ
    ●回転不足判定 (Under-rotated)(記号 < ) -1 to -2

    になります。

    他にも、テクニカルコントローラーが<判定しなくても、ジャッジパネルが「これは足りていない」と判断すれば

    ●回転が足りない (記号無し) -1

    が摘要される場合もあります。

    アンダーローテーションは概してGOEのプラス項目の「入りから出までの流れが十分」等も、もしかしたら摘要されなくなる可能性も高く(というか流れが十分でないからURになる、というロジックはごく自然なことだとは思います)、その分GOEは下がってしまいます。

    また、回転が足りているか足りていないかの見分け方ですが、
    1、当ブログの過去記事「回転不足の定義」を熟読していただき(分からない事があれば質問してください。)
    2、録画されたであろう映像の該当ジャンプを通常再生して「軌道」を頭に記憶(離氷地点と着氷地点を結んだ線)
    3、スロー再生、一時停止を繰り返す
    で分かります。(慣れてくるとすぐにわかるようになります)

    あと少しだったんです。いずれも。

    それと、転倒した選手は漏れなく

    マイナス項目(最終的なGOE が必ずマイナスとなるエラー)の中の一つ
    ●転倒 -3

    が摘要されます。
    ですので、ベルコさんの推論は大当たりで、転倒した選手は加点が少なくなります。

    続く

    • きれじろう
    • 2014.02.22 11:06

    続き

    なお、ISUが競技会後にアップしている詳細のプロトコルはこちらです。(オリンピック女子FS)
    これ、ご覧になったことあります?エレメンツ単体の加減点まで分かります。

    http://www.isuresults.com/results/owg2014/owg14_Ladies_FS_Scores.pdf

    もし見方が分からないところがあったら質問してください。(すでにご存じでしたらスルーしてください。)

    >8トリプルの演技は物凄い事だと思うのですが。

    傾向として8トリプルが「全て成功」したらPCSが上がる可能性はあります。ただ、GOE加点項目はあくまで「エレメンツ単体」でのみの評価となりますので、物凄くても残念ながらGOE加点には結び付きません。
    やはりジャンプ3つを決められない場合、GOE加点が低くなってしまうのは仕方の無いところでしょう。

    >それともショートの結果と総合しての加点の影響とかもあるんでしょうか。

    そういった影響は一切ありません。

    でも、今回の浅田さんの演技は、点数に関係なく感動的でしたけどね。
    アイスショーではなく競技会なので、その結果が感動とイコールではないのがこの競技の難しいところです。

    • L’oiseau Bleu(ロワゾーブルー)
    • 2014.02.22 15:08

    横槍失礼します

    浅田選手のジャンプにGOEがつきにくいのは
    小さいころの練習環境が関係しているかもしれません。
    スケートリンクを貸し切りにはもちろんできないので、
    早朝はいいとしても午後は一般客の間を縫って練習しなくてはならなかった
    そりゃ、スピードもあまり出せないし、幅があって流れのあるジャンプはなかなか難しいですよね。
    もちろん今は中京大学の専用リンクなんで環境整いましたが、スポンジのように技術を習得する年代の環境はより大事だと思います

      • MAY
      • 2014.02.26 12:51

      L’oiseau Bleuさん、コメントありがとうございます。

      L’oiseau Bleuさんの推測、
      かなり当たっているところもあると思います!
      ただ、もちろん練習環境にもありますが
      『本人の性格』というのも関係してくると思っているので
      そこらへんはまた記事にでもしたいと思います。

      少し、待っていてくださいね^^

    • きれじろう
    • 2014.02.22 15:53

    L’oiseau Bleuさん

    興味深い考察ですね。
    諸外国がどうなのかという情報が欲しいですね。
    子供の頃、他の国は貸し切り状態でできたのかどうか、あるいはそれほど混んでいない状態で練習できる環境があったのか、また、選手強化制度も係る問題なので、ここは経験者のMAYさんの見解を知りたい!

    ちなみに私の個人的見解は
    ・個人の資質
    ・教育者の方針
    ・練習環境
    など多岐にわたる項目を精査しなければ結論が出せないので、つまり見解はありません(笑)

      • MAY
      • 2014.02.26 12:54

      きれじろうさん、コメントありがとうございます。

      なるほど、きれじろうさんの見解はありませんか。笑
      私の見解はそこまで厳密に考えられたものではないので
      ちょっと不安ですが、記事にさせていただきますね。

    • ベルコ
    • 2014.02.22 17:05

    きれじろうさん、回答ありがとうございます!!
    回転不足の、
    >ショートケーキ1個分の「あと少し状態」のように見えます。
    …厳しいんですね(;O;)

    家のテレビはスロー再生があるけど、0.8倍までしかない。
    その、あと少し程度は見分けるのは厳しい(:_;)

    プロトコルは上位6名までプリントしてにらめっこました。
    ジャッジ9名が採点した詳細が分かる項目のです。

    ここにお邪魔したおかげか、点数結果は大体検討がつくようになったので
    もっと詳細が分かるようになりたくなってます(^^♪

    今日はエキシビジョンを楽しむので採点は気にせず各選手の笑顔と演技を
    楽しみます!(^^)!

    また試合が来るまでに、ステップ等の詳細についても教えてください(^^)/

    • きれじろう
    • 2014.03.05 1:41

    ベルコさん

    とりあえず、まずはスピンをさくっとまとめてみました。
    ホントは写真とかあったほうがいいんでしょうけど。

    まず、スピンの「基本姿勢」には3つのパターンあります。

    1、キャメル姿勢(キャメルスピン、ドーナツスピン 等)
       →特徴:氷についている足(軸足)は真っすぐで、フリー・レッグは後方にあって、膝が腰より高い姿勢

    2、シット姿勢(シットスピン、パンケーキ、キャノンボール、ブロークン 等)
       →特徴:氷についている足(軸足)の大腿部(=ふともも)が氷面と並行になっている姿勢

    3、アップライト姿勢(クロスフット、バックスクラッチ、トンプソン、レイバックトンプソン、I字、Y字、レイバックスピン、キャッチフット、ビールマンスピン 等)
       →特徴:氷についている足(軸足)が伸びているか、ちょっと曲がってるスピン

    また、上記の基本3姿勢のどれにも当てはまらない「非基本姿勢」というものがあります。
    基本姿勢に当てはまらない、ということは、

    ・軸足が真っすぐ、あるいは少し曲がってる

    ・軸足を氷面と並行よりも曲げてしゃがむ

    の中間ぐらいの、何やら軸足が中途半端に曲がっているヤツです。
    但し、「曲がってりゃー何でもいいんだろ。」と言うわけでは無くて、曲がった軸足以外の部位の姿勢を工夫しなければなりません。

    続く

    • きれじろう
    • 2014.03.05 1:42

    続き

    ●基本ネタ

    ポイント①:一つの姿勢を保持したまま最低2回転しないと、その姿勢はスピンとして認められません。

    ポイント②:「基本姿勢」である、キャメル姿勢、シット姿勢、アップライト姿勢を全て実施しなければ強制的にレベル1になります。

    ●レベルを上げる要素一覧(以前、ベルコさんに説明させていただいたGOEの話ではなくてレベル獲得要件です。これ、実はテクニカルハンドブックのただのコピペ。)

    1) 難しいバリエーション(テクニカルハンドブックの12~13ページを見て!)

    2) ジャンプにより行われる足換え

    3) スピンの中で足を換えずに行われるジャンプ

    4) フライング・エントランスの難しいバリエーション/フライング・シットスピンで踏み切り足と同じ足で着氷または着氷の際に足換え

    5) バック・エントランス

    6) シット姿勢またはキャメル姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢での明確なエッジの変更(シット姿勢の場合にはバック・インサイドからフォア・アウトサイドのみ)

    7) 左右の足とも3 基本姿勢全てを含む

    8) シットまたはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン

    9) キャメル姿勢、シット姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢での明確な回転速度の増加

    10) 姿勢/バリエーション、足、エッジを変更せずに少なくとも8 回転(キャメル、レイバック、あらゆる基本姿勢の難しいバリエーション、非基本姿勢の難しいバリエーション (スピン・コンビネーションのみ))

    ※以下はレイバック・スピンに対する追加的な特徴項目:

    11) バックからサイドまたはその反対への1回の明確な姿勢変更、それぞれの姿勢で少なくとも3 回転ずつ (ほかのスピンの一部分としてレイバック・スピンが行われた場合も数える)

    12) レイバック・スピンからのビールマン姿勢 (SP – レイバック・スピンで8 回転してから)

    ・・・・・これをみてもフィギュアスケートが「柔軟選手権」でないことがお分かり頂けるでしょう。

    ちなみにもっと細かいルールがあるんスけど(テクニカルハンドブックに書いてます)、だいたいこれが基本、ということで。

    • ベルコ
    • 2014.03.05 22:39

    きれじろうさん、ありがとうございます!!(#^^#)
    スピンは回転数、スピンの種類が点数に影響することがわかりました。
    ちなみに、回転する軸のぶれは加点やレベルに影響はありますか。

    演技構成点についてですが、MAYさんの感想で納得した気持ちでいたのですが…。
    そういえば、ソトニコア選手はいきなりの高得点のイメージが。
    私が見なかった欧州選手権から徐々に高くなったのでしょうか。

    あと、自国では加点がもらえるというのは影響するというのも目にします。

    観客にジャッジが影響を受けるということで。

    テレビだけでもすごい声援と感じるので、影響がないことはないだろうな、とは思いますね。

    テレビ観戦しかしたことないのでわからないのですが…。

    でも!(^^)!今回初めてのアイスショーを奮発して4月に行くことにしちゃいました(^^♪

    ショーと大会はまた別物なんだとは思いますが、アイスショーの感想も
    コメントさせていただこうと思ってます(^^♪

    今月の世界選手権は疲労が取り切れてない選手が多いでしょうね。
    皆さま怪我なく無事に演技していただきたいですね!(^^)‼

    • きれじろう
    • 2014.03.07 21:00

    ベルコさん

    >回転する軸のぶれは加点やレベルに影響はありますか。

    スピンで重要なのは、回転速度の速さや軸の安定感です。

    ベルコさんのおっしゃる現象は「トラベリング」と呼ばれていますが、レベル判定には一切影響ありません。レベル判定はあくまで「要素を実行できたかどうか」でしかないからです。これはジャンプ、スピン、ステップいずれも考え方は同じです。

    「質」を判別するGOE加点で影響します。

    但し、国際スケート連盟コミュニケーション1790号の12ページのGOEガイドラインのプラス要素、それと14ページのマイナス要素全ての兼ね合いがありますので、トラベリングしたからといって、それが即マイナスに結びつくわけではありません。

    例えば、浅田さんのソチ五輪フリーの演技中盤、フライングキャメルスピン(プロトコル上は「FCSp4」と表記)を実施していますが、かなり移動してます。

    しかし、レベルはしっかりとれて4。GOE加点は、特別良くもなかったですが、マイナスになっているわけでもありません。

    続く

    • きれじろう
    • 2014.03.07 21:04

    続き

    >そういえば、ソトニコア選手はいきなりの高得点のイメージが。
    私が見なかった欧州選手権から徐々に高くなったのでしょうか。

    元々、ソトニコワ選手は杉田爺によると、上手く行けば点数が伸びるタイプだそうです。

    確かに動きがダイナミックですし、攻めの演技に徹して、エレメンツがことごとく成功すれば点数は跳ね上がるだろうなぁと思います。

    というか、オリンピックのSPを見て、ソトニコワの演技に私は深夜にも係らず「おおおお!」と叫んでしまいました。(笑)

    ジャンプは凄まじいし、動きはキレキレでしたから。
    フリーもイケイケ状態で、エラーをとられないレベルまでルッツを改善していたうえに、他もエラーが一切つかないジャンプです。スピンやステップも取りこぼしがなく全てレベル4。
    これは跳ね上がるわ、と思いました。

    私、彼女の今シーズン、中国杯、フランス杯、GPF、欧州選手権、オリンピックのプロトコル一覧表を作ってみたんですが、オリンピック以外は各エレメンツのとりこぼしが凄く多い(笑)。

    >でも!(^^)!今回初めてのアイスショーを奮発して4月に行くことにしちゃいました(^^♪

    いいなぁ。ぜひ楽しんでください!

    • きれじろう
    • 2014.03.07 22:31

    ベルコさん

    ちなみに。
    フリープログラムは技術要素点(TES)のエレメンツの数が多いので、演技構成点のPCS5項目を単純に足した点数を1.6倍にするんです。TESとPCSの比重をフリーとショートを同じにするために。(エレメンツの数が少ないショートプログラムは逆にPCSは0.8倍。男子はフリーが2.0、ショートが1.0です。)

    なので、フリーは演技構成点の点数の跳ね上がりが過剰に見えてしまいます。1.6倍しない、素点でソトニコワのPCSを今シーズン並べてみると、「そんなもんじゃね?」という感じです。
    以下は
    大会名:演技構成点の素点(1.6倍していない数値):技術要素点
    です。
    中国杯:37.69:50.36
    フランス杯:40.40:65.15
    GPF:37.79:46.45
    欧州選手権:43.50:62.03
    五輪:46.50:75.54

    • ベルコ
    • 2014.03.12 0:50

    きれじろうさん、ありがとうございます!!
    ところで、選手皆様方がレベルアップしてきているとは思いますが、
    かなり高得点の結果が多かった印象がありました。
    今シーズン、ショート70点台は序盤は数名しかいなかったのに、
    五輪直前あたりから数名でてきて、フリーは140点台は4名も( ゚Д゚)
    130点台でもすごいと思っていたのでこんなに点数が上がると
    今後どれだけの点数結果がでるのかと思ってしまいます。

    今回真央選手が6位で総合200点いかなかったですが、GPシリーズは
    すべて200点越え。

    五輪は5位までが200点越えだったと思います。

    数年前までは女子で総合200点越えるのは稀だったような気がするのですが。

    プロトコル眺めてると-3から3までの数字。
    1.6倍の数字がこの結果になるんですね…。

    全然別物なのですが、4月からの消費税3%UPも
    改めて恐ろしい気分に(*_*)

    採点とは別のことでしたね。失礼しました(._.)

    • ななみ
    • 2014.03.12 1:14

    きれじろうさん、こんばんわ。
    そろそろ書いてもいいかなぁと思い、質問させて下さい。

    金銀メダルについて、一度は却下されたものの、韓国側がIOCやISUにどうやら本気で再審を求めているようですが、ソチでのキムヨナさんの演技と採点は、きれじろうさん的にはどう思われますか?本当に不当な採点だったと感じますか?
    私はタラソワさん(インタビュー)や八木沼さん(解説時)と同じ気持ちです。
    タラソワさんは
    ・ジャンプの入りがソトニコワの方が難しく、キムヨナは単純だった
    ・ジャンプの構成の差(主にソトニコワが入れた2A-3Tがなかったことも上げておられました)
    ・スピンが良くない
    その他、特に難しいことはやっておらず、比較するならソトニコワではなく、コストナーだ、更には「私ならもっと低い点をつける」と(笑)

    八木沼さんは解説で「ちょっと後半で疲れがきてしまいましたかね~」のようなことをおっしゃっていましたね。

    タラソワさんは、メディアへのインタビューでしたので、詳しいルールを説明するというより、視聴者に伝わるようにお話されているように思いますが、でも簡単に言えばその通りなのではないでしょうか?

    浅田真央さんのフリーについてもお聞きしたいところがあるのですが、今回はまずキムヨナさんの採点が、ISUが採点を覆すような可能性のある不公正な採点だったと思われるかを聞いてみたいです。

    私はやはり、以前のようなジャンプの幅も、スピードも、演技の中の見どころも、SP、FP両方ともいつもより「あら…?」という感じでした。
    正直、もっとすごいのを予想していたのですが、拍子抜け(爆)で、ミゼラブルの方がいいなぁと思いました。(幅もスピードも、ないとは言ってませんよ。でもソトニコワの方が高く迫力があって躍動感ややる気が伝わってきた。コストナーの方が、先にも言いましたが、笑顔でのジャンプも印象的ですしコストナーにしかできない表現の仕方だなぁと。キムヨナさんは、大人の演技でキレイでしたが、フリーでは曲についていけないような、見ていて苦しくなるような感じでした。)

    以上、ここまでは私の上辺だけの感想でした。
    きれじろうさんのルール的な観点からのご意見を聞いてみたいです。
    ※お疲れにならない程度で良いです^^

    • きれじろう
    • 2014.03.12 21:21

    ベルコさん

    >数年前までは女子で総合200点越えるのは稀だったような気がするのですが。

    そうですねぇ。
    2008-2009シーズン以降、積極加点になってからだんだん伸びてきてますねぇ。
    コーチ側でもルールの理解が進んで、それに伴って選手も進化してきた、というのもあるでしょう。

    >全然別物なのですが、4月からの消費税3%UPも改めて恐ろしい気分に(*_*)

    それでも国の財政は火の車。難しい問題ですわ。ほんとに。
    かみさんに小遣い上げてもらえるように交渉しよう。

    • きれじろう
    • 2014.03.12 21:22

    ななみさん

    私の場合は、他の選手の結果と同じようにキムヨナさんの点数について、高くも低くもなくて別におかしくもないなぁ、という身も蓋も無い感想です。

    構成がソトニコワさんのほうが難しいのは事実ですし、それは技術要素点(TES)にも表れてます。
    ジャンプの加点は、冒頭の3Lz+3T以外は全てソトニコワさんのほうが高いGOEですし。
    タラソワさんの説明も、如何にもアバウトすぎですけど。(笑)

    >更には「私ならもっと低い点をつける」

    まあ、コーチが自国や教え子寄りの発言をするのは、もうお約束みたいなものです。

    一方、演技構成点についてですが、とにかくこれは考慮すべき要素が多すぎて、私も正確なことは言えません。

    例えばテレビでは分かりにくいですが、各エレメンツのロケーションが分散されていないとダメですし、ジャンプが固まり気味(ロケーションではなく実施時間が)だと、その間何やら冗長になってしまい(助走が必要だから)、その分マイナスになるような感じがします。

    ただ、固まり気味な構成だとしても、助走そのものが短くて、その間にしっかり音楽に合わせて演じていれば問題は無いでしょうし、これは選曲でも評価は変わるでしょう。

    で、3選手の各ジャンプの開始時間を計ってみました。

    浅田さん:演技開始から22秒後、43秒、1分3秒、2分17秒、2分28秒、2分44秒、2分56秒
    ヨナさん:演技開始から20秒後、40秒、1分1秒、2分28秒、2分42秒、3分、3分45秒
    ソトニコワさん:演技開始から30秒後、59秒、1分12秒、2分13秒、2分31秒、2分46秒、2分54秒

    ここで面白いのは、ヨナさんはジャンプとジャンプの間に適度の間隔をあけていることです。(2013世選では必ず20秒開けていました)
    なので、ジャンプの間にもしっかりした動きを取り入れています。
    ここがソトニコワさんと浅田さんは若干弱い。

    こういうところまでジャッジパネルは見ていると考えられます。

    続く

    • きれじろう
    • 2014.03.12 21:24

    続き

    で、今回の演技構成点は

    ・元々ヨナ選手のほうがソトニコワさんよりスケーティングスキルは高いが、
    ・ソトニコワさんがそれを高難度構成をミスなく実施することで補い、点数が肉薄するところまで迫ったのではないか
    ・浅田さんはヨナ選手に劣らないスケーティングスキルを持つが、構成で若干損をしているのとジャンプで「<」が2つ、「e」が一ずつついてしまった。それがPCSの差となって現れた可能性あり
    ・しかし、浅田さんは元々基礎点が高かったので、エッジエラーは仕方が無いにしても、アンダーローテーションが無ければPCSも含めて合計でヨナさんを少しだけ上回っていた可能性はあります。

    というのが私の思ったことです。

    要は、ヨナさんとソトニコワさんは、結局は技術要素点(TES)のほうで勝負が決まったわけで、ぜーんぜん不公正だとは思いません。

    まあ、現在の韓国は4年前の日本の狂想状態と同じことで、ルールが周知されていない以上、今後も何度でも同じことが繰り返されるでしょうね。

    たぶん、「ぱっと見」ヨナ選手のほうがミスが無いように見えたので「なんでだぁ!」という話じゃないかなぁと想像。
    これは、現行ルールが元々「各要素を一つ一つ集計していって、その合計点数を競うもの」だってわかっていれば間違いだと分かる話ですけど、そんな情報はなかなかファンや一般人には届きません。

    正直な話、韓国スケ連も、「こいつら、うっとおしいからそっちで明確に拒否してくれ」というのが本音かも。

    とはいえ、いずれにしても専門家からの細かい説明は欲しいですよね。

    ところで、話変わって今回の一連のキムヨナさんの発言、韓国語のわかる人が書いたブログを読んでみたんですけど、マスコミのいい加減な報道とは裏腹に、どうすれば電波クンたちを刺激せず、問題なく収めることができるかに心を砕いてるみたいで、流石に彼女が気の毒になりました。

    http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kb-date/article/73

    度が過ぎた視野狭窄で熱狂的な人々は、日韓双方ともに選手本人を困らせるのかも。

    • ななみ
    • 2014.03.12 22:52

    きれじろうさん、ありがとうございます。
    あの韓国の状況は4年前の日本より酷いと思いますよ^^;
    ファンとスケ連が一緒になってISUさらにはIOCにまで抗議や署名、再審を求め、金メダル奪回の動きは日本にはなかったと記憶していて、ただのファンやメディアによる文句のレベルだったと思います。おそらくネット署名についても知識がなかったのと、行動力なども関係していて、今回の韓国のようなところまで行けなかったというのが正しいでしょうか。気持ちとしては同じような気持ちだったでしょうね。ショートに関しては。
    しかし、韓国の連盟も、一般人の不満をどこに持っていけばよいかというところで、ISU等の方からいっそのこと否定してくれと思っているかもしれませんね^^;

    あの演技は私も妥当(十分)な採点だったと思っております。印象的には^^;

    浅田真央さんに関してはPCS、もうちょい出してくれよ、と言いたいです(ーー゛)
    <やeはあっても姿勢も良かったしスピードも見どころも躍動感もあったやないかーと。
    でもなんとなく、本人はフリーに関しては、予定しているジャンプを転ばないで流れを切らないで降りる、ということに重点を置いていたような印象も受けました。

    個人的にPCS70は行って欲しかった(あとちょっとだったTT)ですし、1人7点台の人もいました。

    世界選手権で同じような演技ができたら、もうちょい行ってくれるといいなぁ~。

    • きれじろう
    • 2014.03.12 23:39

    ななみさん

    >あの韓国の状況は4年前の日本より酷いと思いますよ^^;

    がっはっは。そうですね。
    これは国民性の違いかもしれません。
    勝負への執着心が強そうですし。

    ただ、確実に同じだと言えることがあって、それが同じような行動をする人は同じようなメンタルの持ち主だ、ということでしょう。

    ・第三者の視点が欠落している
    ・根拠を突き詰めて調べない
    ・何事も疑いの余地を残しておくという発想の欠如

    彼らの過剰なヨナ選手擁護、それと日本の一部による口汚いヨナさんへの非難、どちらも同じで、我々に対して「人のふり見てわがふり直せ」という貴重なサンプルを提供してくれてるのかも。

    • ななみ
    • 2014.03.12 23:40

    あ、あと、質問したのは自分の方なのに、自分の気持ちばかりを述べてしまってすみません^^;
    きれじろうさん、とても参考になりました(いつもありがとうございます)。ジャンプの開始時間も興味深かったです。なるほどなぁ…。
    浅田さんの場合は、ステップからフィニッシュにかけて音楽の盛り上がりに合わせたクライマックスを演出したかったのかな、と思いました。これぞ浅田真央だぜ、みたいなものが伝わってきました(笑)
    アンダーローテーションも惜しかったですよね?><
    私、今まで数百回(大げさじゃないです。今までの合計で)大画面でスローや停止を繰り返して見ました。本当に「あぁぁ!あとちょっとだったのに」と^^;スピードや姿勢もとても綺麗だったのでちょっともったいないですね。
    あぁ・・また自分の感想になってしまう(笑)
    でもこうしてまともにお話していただける場所があって本当によかったです。

    • きれじろう
    • 2014.03.14 22:41

    ななみさん

    私もですねー、PCSは奥が深すぎてそんな理解できているわけではないんですわ。上記コメントは私が観察した限りにおいて、という条件付きで、ほんとはもっともっと「遥かに」深いんです。

    これは私の知り合いの方が作成してくれた、PCSの見方です。

    1、スケーティング技術
    ・バランス: 上体・ブレードのバランスが取れているか(正確性)
    ・流れ: 安定したスピードで流れのある軽やかな滑りか(流れ)
    ・安定性: 安定感のある滑りか(正確性)
    ・スピード: 加速・維持・緩急のある滑りか(流れ)
    ・方向性: フォア、バック、右回り、左回りとも滑っているか(多様性)

    2、要素の繋ぎ
    ・多様性: 多様なステップ、ターン等を用いているか(多様性)
    ・難しさ: 難しいフットワークを用いているか、上体を多様に動かしているか(正確性、多様性)
    ・複雑さ: 要素へ/要素からのつなぎに異なるつなぎのツールを用いているか(多様性)
    ・品質: 音楽に合わせてクリーンで品質の高いつなぎとなっているか(正確性)

    3、演技力・実行力
    ・身体的・感情的・知性的な係り: 音楽、メッセージを理解し、感情表現が出来ているか(音楽表現)
    ・身のこなし: 身のこなしが美しく、要素間の動きがスムーズか(流れ)
    ・スタイルと個性: 選手のスタイルや個性が音楽をきちんと表現出来ているか(音楽表現)
    ・動きの明瞭さ: 動作の一つ一つが性格できちんとしたポジションが取れているか(正確性)
    ・動きの多様性とコントラスト: 音楽に合わせて多種多様な動きを使い分けているか(多様性、音楽表現)
    ・投影: 音楽の中の感情や動きといったものが観客に伝わっているか(音楽表現)

    4、振り付け
    ・アイディア・コンセプト: 音楽の意図に沿ったストーリー表現が成されているか(音楽表現)
    ・構造とパターン: スケート全面を使ってエレメンツや動きを滑っているか(多様性、流れ)
    ・体の配置と次元: 上体をよく使い、プログラムのストーリーに合っているか(音楽表現)
    ・音楽と動作のフレージング: 動きが音楽のフレージングにマッチしているか(音楽表現)

    5、曲の解釈
    ・音楽に合わせた動き: 音楽のスタイル・個性・フレーズ等を反映しているか(音楽表現)
    ・音楽やニュアンス: 個々の音楽の動きを表現しているか(音楽表現)
    ・無理の無い動き: 無理なく、素早く、スムーズに滑っているか(流れ、音楽表現)

    これを参考にしつつ修行が必要ですわ。私も。

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