フィギュアスケートの世界

ラファエル・アルトゥニアンと浅田真央 ラファエルがコーチをやめた理由

こんばんは、MAYです^^
 
 
私のブログがバタバタしているときに
ちょうどタイムリー(?)な話題を目にしました。
 
今のこの状況でこの記事を取り上げるのは
どうなんだろう?と思いましたが
私のブログを読んでくださる方には
読んでほしい話題だったので
この場で取り上げさせていただきます。
 
 

以下記事転載です。(お借りしました)
特に重要だと思うところの日本語訳だけ載せました。

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ラファエル・アルトゥニアンが浅田真央のコーチを辞めた理由とは

---------------

浅田真央選手の2007-2008シーズンの
コーチであったラファエル・アルトゥニアンさんへの
インタビューです。
 
2008年の世界選手権前に
浅田選手のコーチをやめたことへの
質問とそれに対する答えです。
  
記事全文<英語>
 
 
エレナ:真央とやるのやめて後悔したことある?
 
ラファ:今でも後悔してるよ。
最後に彼女を指導したのは07年の12月(全日本まで)。
それから帰米した。
真央は1月14日に私の元に来る予定だった。
ワールド準備の予定を全て作ってあった。
でもその時期までに来ず、私に来れるか電話で聞いたが
ジェフを見ていたので行けずアシスタントを日本へ送った。
 
 
でもまだレイクアロウヘッドで待ってると伝えたんだ。
問題はね、真央は日本では決して
的確には練習できないことなんだ。
 
どのスターにもあることだが
気をそがれる事が多すぎる。
 
真央はそれが嫌で心を閉じてしまい、
それがリンクの上でも出てしまう、、、。
 
最終的に彼女にここに戻ってくるか、
そうでなければもう一緒にやれないと言った時に
(私達の関係は)終わってしまった。
 
 
あの時彼女の母がガンの診断を
されてたと知ったのは後のことだった。
 
彼女の家族はその事を秘密にし、
私に何も言わなかった。
 
もし知ってたら(彼女のために)
日本へいく可能性を探しだしたよ。
 
 
少なくともあんな言い方
(自分の元に来ないのなら私達は終わりだ)
をしたりはしなかった。
 
あれで私は教訓を学んだ。
コーチは完璧に状況を把握せずに
決して意思決定をしてはいけないとね。
 
 
真央が私の元を離れたんじゃない。
私がやめさせてしまったんだ。
彼女は最後の瞬間までやめたくはなかったのに。
 
 
ワールドの時ですらFSが始まる前まで、
私の名前が彼女のプロトコルにあった。
 
 
真央は私がジェフとヨーテボリに来て、
彼女が滑る時にはボード脇に
いるだろうと思ったに違いない。
私はスェーデンには全く行かなかったのだが。
 
 
エレナ:何故?
 
 
ラファ:行けばボード脇にいて浅田との関係を
続けなければならないことになるだろうと思ったからだ。
だから主義として行かなかった。
 
馬鹿だ。
 
教え子の二人(ジェフと真央)が
ワールドで優勝したのにコーチが
リンクにすらいなかったなんて、
スケート史でも他にないんじゃないかと思うよ。
 

ラファエルなしで優勝した浅田真央

 
どこかでお話したかもしれませんが
私は、バンクーバーオリンピックまで
安藤美姫選手の大ファンでした。
 
 
 
もちろん今でも好きですし凄く応援していますが
今は全選手注目しているので。
 
そのときは美姫ちゃんさえ上手くいってくれれば・・・
なんて思っていたのを覚えています。
 
 
だから、
スウェーデンで行われた
2008年の世界選手権
 
 
女子フリーで安藤選手が肉離れのため
最後まで滑りきることができず
途中棄権してしまったのは
凄く悲しかったです。
 
泣きましたし、凹みました。笑
 
 
そんな中、優勝したのが浅田選手でした。
  
トリプルアクセルで『跳ぼう!』とした瞬間
エッジがすっぽ抜けてしまい大転倒。
 
 
トリプルアクセルにもなると、
どれだけ氷にエッジをきかせることができるかで
降りられるかどうかが変わってくるので
『跳びたい!』という気持ちが強すぎると
あんな失敗になってしまうそうです。。
 
 
普通なら、あれで頭真っ白です。
 
 
 
でも
 
 
 
彼女はしっかり立て直しました。
  
フリー演技後の自分の得点を見たときに
驚きの顔からすぐに泣き顔に変わりました。
 
浅田選手が、初めて世界選手権で優勝した
2008年の春。
 
 
でも、このとき凄く疑問だったことがあるのです。
 
『どうしてラファエルコーチは真央ちゃんと
師弟関係を解消してしまったのだろう?』
 
すごくうまくいっているように
見えた二人の関係が
どうして一番大事な世界選手権の手前で
終わってしまったのだろうと。
 
 
この疑問はずっと解消されることは
ありませんでしたが
今回のインタビューでわかりました。
 
 
 
真央ちゃんが
どんな気持ちでフリーを滑っていたのか、
 
 
ジェフリー・バトル選手と浅田選手
二人のコーチをしていたラファエルが
スウェーデンへ行かずに
二人の優勝を知ったとき
 
どんなに誇らしく、
どんなに無念だったか。
 
 
想像すると胸が痛みます。
 
 
 
頑張れって背中を押してあげたいけれど
彼女は誰よりも頑張る子だから。
 
そんな必要もないと思うので、それなら
選手として彼女の最後のシーズンを
見逃すことのないように。
 
 
そう思いました。
 
 


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コメント

  1. MAYさんこんにちは。
    毎回興味深く読ませていただいておりますが、
    今回のアルトゥニアンコーチのインタービュー記事を読んで、
    長年の疑問がやっと溶けました。

    今年のJOの時、真央さんに歩み寄り声掛けをしていたのを見て、
    二人の関係がこじれたままではないのだなあと思っていました。
    (ファン側からの勝手な解釈です)

    後年真央さんのお母様の健康状態のことを知って、
    あの時ああすればと、コーチもいろいろ悩まれたのでしょうね。

    MAYさんの記事のおかげで、プロトコルも読めるようになりました。
    これからも楽しみに読ませていただきます。

    • MAY
    • 2014.02.20 10:37

    ぽんぽん丸さん、コメントありがとうございます^^
    そして、コメントの返信がとても遅くなってしまって申し訳ありません。
    なぜか見落としてしまっていたようですm(__)m

    ぽんぽん丸さんも、疑問に感じておられたのですね。
    その解釈で私は正しいと思っています。

    アルトゥニアンコーチはたくさん悩まれたでしょうね。
    でも、今の二人の関係がいいならもう大丈夫なのかな、
    もう、ちゃんと過去の話なのかな、と思っています。

    おお、ほんとですか!
    嬉しいです、ありがとうございます^^
    また遊びに来てください。

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