フィギュアスケートの世界

回転不足の話ばかりで申し訳ないです、が!

こんばんは、MAYです。

タイトル通り、今回も回転不足のお話です^^;
ただ、今回は回転『不足』の話というより
選手の感覚のお話について書いていきたいと思います。
   

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唐突に始めてしまいますが、
選手は回転不足気味にジャンプを降りてしまったとき
大体わかります。

『あ、今のちょっと足りなかったな~』

降りた瞬間、分かるのです。
   

どれくらいの力を入れれば3回転が跳べるのか、
4回転にはどれくらいの力が必要で
どのタイミングで跳ぶべきなのか。

もう体が覚えているレベルでわかっているのです。
   

それは、趣味レベルのスケーターである私も同じで
どれくらいの力を入れればシングルアクセルが跳べるかとか
どれくらいの助走のスピードが必要かとか
自分が『これなら跳べる!』というのは分かるのです。

そういうトライ&エラーを繰り返し、
その回転不足になってしまったジャンプ
または綺麗に降りることができたジャンプの映像を見たりすることで
感覚と映像が繋がります。

つまり、こういうふうに跳ぶ(降りる)と
回転不足になってしまうということが
自然に分かっていきます。
   

私がここで言いたいのは、
選手は決して自分が何回転したか
数えているわけではないということです。

そして、エッジ系のジャンプでプレロテが普通より大きい時は
その分だけ余分に回転する必要がある
なんていう話も出ているようですが
これも私にはすごく疑問なのです。
   

先程も言いましたが選手は
『感覚で』この位置に降りれば
綺麗に回りきったことになるということが
わかっているのです。

それは、テクニカルジャッジもそうなのではないかと思います。
(全員の経歴を知っているわけではあるので
強くは言えませんが。汗)
   

なので、『プレロテが大きければその分多く回ればいい』
という採点方法があるのかどうか詳しいことはわかりませんが
もし、それを選手がやった場合
正しいジャンプ感覚が邪魔をして
綺麗に着氷することは難しいと思います。
(つまり回転として足りていてもGOEマイナスを
受ける可能性が高い)

(実際、私は『プレロテが大きかったらその時点で
回転不足になる可能性もあるのでは』とも思います。)

   

  

プレロテの話を何回もしているので
勘違いされるかもしれませんが
私は浅田選手の今シーズンのアクセルに
プロレテだと感じたことはありません。

(ただ、ファイナルショートのコンビネーションの
セカンドのループは危なかったかも?と思っています^^;)
   

簡単にまとめてしまうと、
『プレロテが大きかった場合、その分回ればいいかもしれないけれど
着氷の時点でGOEマイナスの可能性が高い』

ということです。

回転不足の話はここらへんでやめておこうと思います。

(もう今シーズンこの話をしなくてすむことを祈ります。)
   

話は変わりますが
高橋大輔選手が練習を再開したというニュースを見ました。

彼が怪我をしたのは11/26。
織田選手の靴が壊れたのは11/27。
高橋選手がファイナル欠場を発表し
織田選手が繰り上げ出場することになったのが11/28。

二人が関西大学で練習していたら
そういう情報のやりとりもあったかもしれませんが
スケートの神様は随分意地悪なことをしますね。

全日本、全選手の素晴らしい滑りを期待しています。


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