こんにちは、MAYです。
全日本選手権3日目の女子フリー
最終グループの現地レポを書いていきたいと思います^^
6分間練習、大歓声の中
昨日と同じく安藤美姫選手が一番最初にリンクイン。
やはり、最終グループは緊張感が違います。
すごい歓声。
浅田真央選手、3Aが跳べない。
2Aを練習してから、3Aにトライするも
1Aとパンクしてしまう。
浅田選手がアクセルの構えに入るたびに
観客の視線が集まり、頑張れの歓声。
一度、アクセルの軌道で滑っていた浅田選手の前を
宮原選手が横切ってしまい、場内大きなため息。
まあ、仕方ないですよ。そういうこともあります^^;
安藤選手、2A、3Lz、2A-3Tを決める。
鈴木明子選手と安藤選手がニアミスし
場内悲鳴。なんとか大丈夫でした。
3S-3Loを練習するがループを
跳び上がることができない。
6分間練習も残りわずかのところで
3S-3Loをクリーンに決め観客どよめきと大拍手。
村上佳菜子選手、3T-3Tを降りる。
今日も調子が良さそう。
宮原知子選手、3Lz-3Tを着氷。
鈴木明子選手も2A-3Tを決める。
今井遥選手、3F、2A-3Tなどをクリーンに着氷。
練習から素晴らしいジャンプのキレを見せる選手たち。
なにか、ものすごいことが
起きそうな予感に心が震えました。
6分間練習が終わり
観客が期待を込めた拍手で選手を送り出します。
一人リンクに残る宮原選手。
ついに五輪枠をかけた戦いが始まります。
19番滑走者、宮原知子選手。
最初の3Lz-3Tをクリーンに着氷!
3Fは軸が斜めになり、ひやりとしましたが
バランスがいいのでしょうね、しっかり降りてきました。
2Aも綺麗。
もうこの時点で『この子は転ばない』と
安心しきっていました。
後半、基礎点が1.1倍となるところで
2A-3Tを完璧に決める。
最後まで安定感のある演技を見せてくれた宮原選手に
場内のお客さんはスタオベで拍手を送りました。
『すごい!』『すごかった!』という声が
いろいろなところから聞こえました。
リンクサイドでコーチとがっちりとハグ。
フリー 125.06
合計点 191.58
暫定トップに躍り出た宮原選手に
またまた大きな拍手が送られました。
その得点、拍手は彼女の耳にも届いていたはず。
20番滑走者、鈴木明子選手。
曲は『オペラ座の怪人』
この曲で集大成かと思うと胸が熱くなります。
最初の3F-2T-2Loを完璧に決める!
お客さん大拍手。
2A-3Tも完璧。
3Lzもクリーンでした。
『これは凄い戦いになってきた。。』
そんなことを思いながら彼女の演技を見守っていました。
ステップもすごくよかった。
一番感情が伝わってきたステップでした。
後半もスピードが落ちない。
ジャンプも全く乱れない。
すごい、
すごい、
すごい!
最後のスピンから拍手が鳴り止みません。
演技が終わった途端、場内スタオベ。
鈴木選手もガッツポーズ。
ぴょんぴょん飛び上がり全身で喜びを表していました。
フリーの得点 144.99
合計点 215.18
得点が表示された瞬間、観客がどよめきました。
私もその一人。
そして、あの長久保先生が涙。
ジンときました。
この間、ずっとリンクにいた安藤選手。
何を、思っていたでしょうか。
21番滑走者、安藤美姫選手。
名前をコールされるとものすごい歓声。
スタートポジションに立つ直前に目の辺りをおさえました。
泣いているのだ。
きっと、これが選手として最後の演技になる。
観客は大拍手を送りました。
『火の鳥』の曲が流れ始めます。
彼女を一躍有名にした曲。
この曲で滑る彼女を見ることができるなんて
思っていなかったです。
最初の3Lz-2Lo
完璧な着氷。
3Sが一回転になってしまい、ああ~という声。
頑張れの拍手。
2A-3Tはこらえました。
後半3Lzが1回転に、
3Sはクリーン着氷。
3S-2Tはこらえましたがオーバーターン。
最後の2A-2Lo-2Lo(の予定だったと思います)は
単発2Aにしました。
最後のステップ、彼女のいま出せる力すべてで
滑りきっているように見えました。
そしてフィニッシュ。
場内からは、暖かいスタオベが起こりました。
決して、いい演技ではなかったかもしれません。
本当はもっと良いものを
見せることができたかもしれない。
それでも、すごく感動しました。
出産後、ここまで戻してきた彼女に
私は拍手を送り続けました。
リンクを去るとき、観客に深々と頭を下げる安藤選手。
最後の演技。お別れなのですね。
キスアンドクライでも拍手を送られます。
フリー得点 106.25
合計点 171.12
得点が出たあとも拍手が鳴り止みません。
鳴り止まない拍手に『ありがとうございました』と言いながら
涙ぐむ美姫ちゃんを見て、涙がでました。
それでも鳴り続ける拍手にバルテル・リッツォコーチが
安藤選手の腕を持ち上げ観客へと応えさせます。
笑顔になる安藤選手。
笑顔の門奈コーチ。
さて、そんな雰囲気の中で
22番、今井遥選手。
素晴らしい演技でした。
序盤のジャンプを次々と成功させます。
ステップも上手になりましたね。
2A-3Tもクリーン、3Sもクリーン。
最後の2A、どうしてそっち側に跳んだの~
と思わず言いたくなってしまうぐらいの方向へ
跳びあがってしまい、バランスを崩しました。
それでも最後まで惹きつけられました。
場内スタオベ!
フリー得点 125.53
合計点 186.16
22番滑走者、村上佳菜子選手。
ほんとに、見ている私のほうが緊張していたかもしれません。笑
彼女は今シーズン、ショートで苦しんでいたので
「ショートで良かった次の日のフリー」という状況を
迎えたことがありませんでした。
ポジションに立つ前に、腕をぶるんぶるん振って
気合を入れます。
その光景に笑う観客。
昨日の泣き顔といい、周りの目をあまり気にしていないような
彼女の行動は本当に面白い。
最初の3T-3T、完璧な着氷。
3Lz、3Loもクリーン。
しっかり落ち着いてステップを踏み、
スピンもしっかりレベルをとっていました。
3F-2T、3F、
いつも1Aになってしまう2Aも
パンクせずしっかり着氷!
すごい、村上佳菜子に神が降りてきてる。
今までで一番いい演技になりそう。
最後のジャンプ、3S-2Lo-2Loも決めて
演技最後のスピン。
途中から拍手が鳴り止まない。
場内スタオベで拍手を送ります^^
満知子先生、美穂子先生も拍手を送ります。
ガッツポーズをドヤ顔で何度もする佳菜子ちゃん。笑
キスアンドクライで得点を待つあいだも笑顔。
フリー得点 135.10
合計点 202.52
五輪代表を確信したのでしょう、
3人でハグしていました。
場内から笑い声と大きな拍手。
スタオベの連続だった最終グループの演技も
最終滑走者を迎えます。
23番滑走者、浅田真央選手。
歓声が彼女を後押しします。
最初の3A、両足着氷でステップアウト。
続いての3A、1Aになりさらに手をついてしまいます。
3Fはクリーンな着氷。
2A-3T、3Sなどはしっかり決めましたが
いつもの彼女ではなかったな~というのが印象でした。
フリー得点 126.49
合計点 199.50
3位に終わりました。
まあ、五輪前の一休みですよね。
毎回全力を出し切ることは難しいです。
お疲れ様という思いでいっぱいでした。
ということで、感動、笑い、涙
いろいろなものがあった全日本女子フリーでした^^
読んでくださってありがとうございました。
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鈴木選手の演技はもんのすごく良かったですが、215点も出るような演技内容だったのかなと疑問です。
羽生選手も自分の得点に疑問を持っていたしフィギュアの採点はよく分かりません^^;
ももさん、コメントありがとうございます^^
ほんとにそうなんですよね~
全日本は毎回凄まじいインフレ大会なのです。。
これについて思うことを記事にしてみましたので
良かったら読んでみてくださいね^^
ありがとうございます~記事読ませて頂きます^^
演技が本当によかった分、少し残念な気分になりました><