フィギュアスケートの世界

高橋大輔 スケートへの感謝と愛を伝えにソチへ行く

高橋大輔 スケートへの感謝と愛を伝えにソチへ行く

こんにちは、MAYです。
 

実は最近、大輔君の特集を
まとめて見たりしていました。
今日だって今更ながらに
彼の本を読んでいたりして。
 

私が読んでいた本は
『それでも前を向くために』なんですが、
いろいろ思ったことがあったので
ここに書いてみようと思います。

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私がこの本を読んで思った主なことと、印象に残ったことは
 
 
・大ちゃんもバッジテスト苦手だったのねー。一緒~笑
 
 
・そんなに靴が壊れてしまうなんて想像できない・・・
そしてエッジの位置やっぱいろいろいじってるのね。
 
 
・割とのんびりとした気持ちでスケートを始めて、
期待された成績を最初は残すことが出来なかったけれど
まわりの人に支えられて今の大輔君がいる。
 
 
・長光コーチと実は相性がいいわけではないというのが意外。
 
 
・お客さんに盛り上げてもらっている。
ジャンプを成功させて
お客さんを盛り上げてお客さんの
拍手・歓声で盛り上げてもらって・・・
こういう掛け合いが自分は好き。
 
 
・練習しているときもコーチを意識しながらやる。
試合はお客さんを意識して滑る。
無観客試合とかありえない。
そんなの誰のために滑ればいいのかわからない。
 
 
 
今ふっと思いつくのはこれくらいですかね。
(何回か読んでいるのですがなんせ本の情報量が多いので
もっと大事なことがあるかもしれません^^;汗)
 
 
 

そして、この本を読んでひとつ思ったこと。
 
 
それは『高橋大輔の凄さが
あまり伝わってこない』ということです。
 

小さいことを気にする、
めんどくさがりやでめんどくさがられる。
 
 
スケートを始めた小さい時だって
すごく上手なわけじゃなかった。
 
 
3シーズンくらい同じプログラムを
滑っていた時もあった。
 
 
2003年の全日本選手権では
『救済措置』により3位になった。
 
(これ、彼の表現のままなんですが
どういうことなんだろうと一回調べてしまいました。
 
このときのショートとフリーを見ると
確かに綺麗に決めたのはフリーの3Fのみ。
 
期待されていたから3位にしてもらった
ということを本の中で言っていました。)
 
 

練習だって、もっとちゃんとやってたら
もっとうまくなってるという発言もある。
 
 
 
オリンピックとかいろいろな経験を
したから強くなったのかなと思ったけれど
本を読んだ限り、オリンピックを経験したからといって
何かが凄く変わるわけではないということだし。。
 
 
 
むむむ。
高橋大輔がどうやって
今のように魅力的な選手になり、
世界一を獲ってしまうまで
強くなったのかがあまりよくわからない。。

それで思い出したのです。
 
 
 

彼が中学生くらいの時に、
スケート関係者が大輔君をみて
『教科書のようなジャンプを跳ぶ子だ』と
言われていたことを。
 

アイスダンスの選手に
『彼はすごいエッジで滑る』と
同じころ言われていたことも。
 
 
 

自分で自分を語ると、そういうことをどうしても
言わないですからね~
(むしろこういうこと
知ってんのかなという疑問。笑)
 
 
今発売している
Numberの浅田真央特集みたいに
『私だけが知る高橋大輔』みたいなものをやって
いろいろな方から見た昔の大ちゃん、
今の大ちゃんのインタビューとかがあれば
こういうのはすぐわかると思うのだけれど。
(いろいろな選手にやっていい企画だと思います。
裏エピソードとか絶対面白いですもん)
 
 
 
スケーティングやステップ、
そんなに上手なわけじゃなかったと
本人は言いそうですが
そういう人よりできている物を強化しつつ、
ジャンプの確実性がプラスされて
試合でジャンプを降りられるごとに、
結果を残していくごとに
強くなっていったのかな。
 
 
 

(第一、 昔と今では目力が全然違いますよね。
やっぱり、今の方が『やってやるんだ』って顔してます。)
 
 
 
ただ、今回分かったこと
なぜか確信したことがありました。
 
 
『高橋大輔は優しいから愛されるんだな』と。
 
 
滑っている彼はキラキラしてるし、ほんとに魅力的。
それが試合でも彼はどちらかと言えば
ギラギラというよりキラキラしてる。
 
 

勝ちたいという思いより
伝えたいという気持ちが伝わってくる。
 
 

全日本選手権を観戦して驚いた。
こんなに彼が愛されているなんて知らなかった。
 
 
 
彼はまわりに支えられて、
スケートをやってこられた
続けてこられたといったけど
それは観客との掛け合い、
つまりジャンプを決めて盛り上げる、
ステップで魅せて盛り上げる
そして自分も盛り上がるということを
続けてきたからこそ
こんなに愛されたんだろうな~と思いました。
 

だから彼の演技は人に伝わる演技と
言われるのかな、なんて。
 
 
 
そういえば、
お正月の記事で長光コーチが
大輔君のことについて語っていましたね。
 
 
 
『もしかしたら、
来期(ソチ五輪後)も続けるかもしれない』
 
そういった大輔君に対して、
モチベーションとして追い込みきれてないのは
それが原因かなと思った歌子先生は、
それから数日後
『逃げ道を作らずに、
退路を断ってやらないとダメなんじゃない?』
と思い切って大輔君に告げた。
 
 
でも、言ってしまった後すごくつらかった。
 
 
歌子先生自身が
大輔君のスケートを見ていたいという
気持ちが強くて・・・
 
 
 

こういうエピソードも
どれだけ彼が魅力的なのかを
教えてくれるような気がします。
 
 
 

彼の今年のフリーの曲
『ビートルズメドレー』。
テーマは『愛』でしたね。
 

そのテーマにしたことを
今になってなんだかすごく納得しています。
 
 
応援してくれた人への感謝
支えてくれた人への感謝
スケートの歴史に感謝
怪我や批判、自分を苦しめたものにさえ感謝
 
 
ひっくるめて愛だったのかな、と。
 
 
 

メドレーのラストの曲
“The long and Winding Road”
 

ソチまで長かった。
日本人初という偉業をたくさん成し遂げた。
怪我とも戦った。
もう、ほんとに満身創痍かもしれない。
 
 
五輪の舞台でフリーを滑り終わったら、
きっと歌子先生も泣きます。
 
 
曲がりくねった道の先に光がありますように。
 
 
読んでくださってありがとうございました。
 
 


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コメント

    • kikunosuke♪
    • 2014.02.05 12:38

    はじめまして。フォローありがとうございます♪
    今、読ませていただいて涙が・・・。
    大輔君のことを知れば知るほど、引き込まれていきますね。
    やっとここまで来たのにこの上さらに試練を与える神様って、もう・・・!!
    大輔君にはもうあれこれ考えず思い切り滑りきってもらえたら・・・と願っています♪

      • MAY
      • 2014.02.05 20:38

      kikunosuke♪さん、はじめまして。
      こちらこそ、こめんとありがとうございます^^

      涙が出るほど共感していただけたのですね、
      嬉しいです。ありがとうございます。
      ほんとに、知れば知るほどですね~
      氷上であんなに格好良く滑るのに
      プライベートで気にしいなのも面白い。笑

      神様って壁を乗り越えた人には次から次へと
      また新たな壁を用意してしまうのですかね。
      今シーズンのNHK杯のあのガッツポーズを
      いまだに覚えています。
      あんな勇ましいガッツポーズを五輪で魅せてほしいですね♪

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