フィギュアスケートの世界

回転不足について思うこと

こんばんは、MAYです。

浅田真央選手のファイナルショートでの
回転不足がファンの方たちの中で
結構論争が起きているようですね。。
   

今回は、回転不足について私が思うことを
書こうと思います。

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あくまで私が思うこと、です。
   

まず、回転不足についてですが

男子選手と女子選手の回転不足は
結構違うな、と思っています。

シニアの男子選手が4回転や3回転を回転不足で降りてきてしまうと
大体転倒してしまうのです。

それは、体重の重さにあるのではないかと
私は考えています。

女子選手は若干回転不足で降りてきても
体重が軽いので割と綺麗に着氷することができている
のではないか、と。(あと足首の柔らかさ)
   

そういう特徴があるので、男子選手よりも
女子選手のほうが厳しく回転不足判定を受けているのではないか
と6年前くらいから考えるようになりました。
  

そして、回転不足については現時点では人の目で判断しているので
今回のようにいろいろ意見が分かれることもたびたびあります。

ビデオ判定などありますが、
あれはジャッジが気になったジャンプのみ確認しています。

なので、確認を免れているジャンプもあるかもしれないなー
とは思っています。

(実際に、全日本出場経験を持つような元選手の方と
今回男子フリーを見る機会に恵まれましたが
町田選手の二本目の4Tはアンダーローテだとその方は言っていました。
しかし、プロトコルを見ればわかるように回転不足判定は受けていません。)
   

少し余談ですが、ルッツやフリップなど
エッジエラーがとられる危険性のあるジャンプは
ジャッジがエッジの傾きを確認しにくいように
ジャッジから見て右側で跳んだりします。
(左側だともろばれですからね。笑)
   

はなさんにいただいたコメントの中で、
浅田選手の多くのファンが
「あれで回転不足を取られるのなら、
男子のトリプルアクセルでもUR取られる選手が続出する」
という意見を唱えているということを知りました。
  

実際に、その男子選手の3Aを
確認していないのでなんとも言えませんが
先ほども書いたように
『シニアのそれなりの体重のある男子選手が
アンダーローテをとられるようなジャンプで
ジャッジにばれないようにしっかり着氷できるのかな?』
というのが本音です。
   

ジャッジは『ん?今の着氷怪しい・・・』と
思った時点でそのジャンプをチェックします。
  

高難度ジャンプになればなるほど、着氷が怪しくなるのは当然で
練習のときからきっちり降りることでジャッジアピールになる
というのはそういうところもあります。
      

本当に回転不足でないかどうかを判定するには
人の目では限界があるでしょう。

だからといってテニスやバレーのようにチャレンジシステムで
回転不足かどうかを判断するのもちょっと違う気がする。。
   

一応チャレンジシステムについて説明しておきます。

チャレンジシステムとは、
「ホークアイ」と呼ばれるコート周囲に多数設置された
カメラでボールを捕らえて、コンピューター画像で再生する
システムです。

再生には10秒もかからずに会場内の大画面、TV中継で流されております。
テニスだと四大大会でトップ選手が出場するようなコートのみ
このシステムが導入されており、ライン付近の微妙な判定を
再生された画像で確認することができます。
   

アウトなのかインなのか、を実際の映像ではなく
何台ものカメラで捕らえた映像をコンピューターで処理し
それによりアウトなのかインなのかを判定しているということです。

(実際、今の技術ならスケートの回転不足判定も
できそうな気がしますけれど)
   

ん~~
回転不足は難しいですね>< 空中でしっかり回りきって降りてくることができれば ジャッジに『ちゃんと降りたよ』とアピールできるのでしょうが 女子選手の3Aとなるとそれも難しいでしょうからね。     私が今回書きたかったことは以上なのですが スケートに詳しい方にとっては新しい情報は 何もなかったかもしれませんね。 また何かありましたら記事を更新しようと思います。     読んでくださってありがとうございました。     よかったら応援のクリックお願いします。 記事更新の励みになります^^ ↓
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コメント

  1. 大変面白い記事ですね。男子と女子って採点基準がどう見ても違いますよね。男子は回転不足に甘く、女子は厳しいと常々思っています。
    昔はリピンスキーなど、若いチャンピオンは足りてないでしょとよく言われていました。体重軽い14、5歳の選手はそういうのが多かった。

    3Aを女子で飛ぶのは浅田だけ。それ故に厳しく取るのか? もしも他の国の選手が飛ぶのなら、ここまで厳しく取るとは思えません。
    個人的に思うのは、こんなに曖昧ならばいっそ微妙だと思うくらいのジャンプは認めるべきでは?ということ。観てる方がストレス感じますよね。

    それからPCSなんですが、よく芸術点と言われますけどあれは格付けで決まってきてますよね。細かい採点ルールになっても、昔の慣習で採点してるように感じてます。シニア上がりたて時は低め、失敗少なく優勝が続けばPCSも上がり、それ以降は調子が悪くても下がらない。プログラムが変わっても、評価がガクンと落ちることもない。
    よくお隣の国の選手が、芸術点が高いから~云々とTVで持ち上げられてますが、彼女に批判があるのは、技術点の不可解な高さの方かと思います。こけたジャンプにも高い評価がなされたり、大したことないステップやスピンにも・・・。それが大変不快で、フィギュアに興味が薄くなったんです。あれの説明付だけはどうしても理解しがたいんです・・・。

    • ほみ
    • 2013.12.09 6:01

    >空中でしっかり回りきって降りてくることができれば
    ジャッジに『ちゃんと降りたよ』とアピールできるのでしょうが
    女子選手の3Aとなるとそれも難しいでしょうからね。

    とありますが、こちらのお方の記事では、

    「トリプルアクセルの定義は「空中で三回転半回るジャンプ」ではありません」とあるんです。エッジ系のジャンプは氷上での回転が必須のジャンプで、プレロテーション(離氷する前に回ること)と合わせて180度の回転不足」を指摘するのがそもそも間違いらしいんですよ。

    http://blogs.yahoo.co.jp/butterfly91fish/18466042.html

    MAYさんも、その全日本出場経験を持つような元選手の方も、回転数の定義をひょっとして、間違えて理解しておられるのではないかと思い、僭越で申し訳ないのですが、ぜひこちらを読んでみていただけませんか。お願いします。読んで頂ければ、多くの人が勘違いしている、「空中で三回転半というルールなら間違いなく回転不足」などという認識が、全くの間違いだとわかって頂けると思います。

    • ほみ
    • 2013.12.09 6:23

    ごめんなさい、間違えました。
    MAYさんは、プレロテではなく、着氷時を指摘したんでした。

    >昨日の浅田選手のアンダーローテ判定も着氷時の回転不足によるものだと思います。

    どうもすみませんでした。

    • ぺけ
    • 2013.12.09 14:38

    すいません~、勝手にこちらの方のブログにurlを書いてしまいました~。
    http://blogs.yahoo.co.jp/butterfly91fish/18466042.html
    実は↑このブロガーさんの記事を読んでエッジ系ジャンプの回転不足について疑問に思ったのです。
    http://blogs.yahoo.co.jp/barutantomozou/34471680.html
    ↑こちらのブロガーさんの記事では、浅田選手のプレロテが大きいのでアンダーローテになったといいたいのかな、と思ったり?

    >女子選手は若干回転不足で降りてきても
    体重が軽いので割と綺麗に着氷することができている
    のではないか、と。(あと足首の柔らかさ)

    http://openaxel.blog14.fc2.com/?no=170
    ↑ こんな記事も見つけたのですが
    上から3つ目の動画にスローモーションのがあります。
    おおおーーー、なんとほぼ前向きで着氷してるように見えるけどこけてない~。
    MAYさんがおっしゃるとおりだと思いました。

    だけど回転不足とられるかとられないかで大きな点差が生じてしまうので
    減点を小さく抑えるようなシステムにするか、機械に判断させるかでないと
    どうしても不満が生じるのではないかと思いました。

    • もも
    • 2013.12.10 12:31

    浅田選手の3Aを検証している動画がありましたが こちらでは完璧に回りきっているとのことでした。
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm22404313

    回転不足なのか回りきっているのか、意見がわかれていてよく分かりません><

    キムヨナの動画消されたのですね、たくさんの人が見られたほうが分かりやすいと思ったのですが不都合があったのですね。

      • MAY
      • 2013.12.12 11:06

      ももさん、コメントありがとうございます。
      先日あるリンクでジャンプコーチをされている方とお話をする機会があったので
      その方が言ってみえたことをここに書きたいと思います。

      その方が言うには、
      今の採点法だとアンダーローテーションは
      1/4~1/2足りないものとされているが
      実際ジャッジされるときはもっと厳しい、という話でした。
      つまり1/4(90度)ではなく、1/5(72度)であったり1/6(60度)であったり。

      さらに言えば、トゥが付いた時点で回転が足りていないと判断されれば
      その時点でアンダー判定を受けるのが今のジャッジシステムだという話もありました。

      あまり信じたくはありませんが、今回の判定をみると
      そういうものなのかもしれませんね。
      ただ、ジャッジによってやはり変わるということなので
      全日本やオリンピックできれいに3Aを降りた時に
      しっかり認められることを祈ります。

    • もも
    • 2013.12.11 2:37

    一番さいごにすみませんと書いたつもりが抜けていました≧≦ 申しわけないです。

    • もも
    • 2013.12.12 20:12

    ありがとうございますー
    うわぁ。よくわかっていないけども、なんともとても厳しいんですねぇ・・・
    でもそうしたら今回のアシュリーのジャンプは回転不足にならないのですか??
    キムヨナのジャンプもほとんどが回転不足と判断されそうなのですが違うのでしょうか?
    以前に韓国の審判が、キムヨナに限って有利な採点をするという感じのことを言ったように、それは浅田選手に限って適用されているのではないでしょうかと思ってしまいます。

    • utaka
    • 2013.12.14 23:13

    【分度器検証】浅田真央の3AをSPとFSで比べてみた
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm22424571
    どちらも回転が足りているように見える

    SPはアンダーローテでFSは認定された

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